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こだわりの気持ち。

私は外食のときに、わがままを言わせていただくことがいくつかあります。
それは、どこのお店でという訳にはいきませんが、もしもそのお店に、カウンターがあればその席に座らせてくださいと、お願いすることがあります。
その、訳はカウンターに座ることで、そのお店で料理を作っているシェフの方の手元が見られることが何しろ楽しくてたまらないのです。
そして、そのお店のお料理が高い?安い?に関係なくお客様に出すときのタイミング、また盛り合わせ、などその方の拘りが本当に響いてきて嬉しくなるのです。

例えば、私たちから見れば、もう十分きれいに盛り付けられているし、美味しそうに見えるものでも、ちょっと待って。と声をかけ、もう一度手直しをしている、真剣で楽しそうな姿には、毎日の自分の仕事を振り返る?きっかけにもなる、そんな時さえあります。
小さなこと一つにも、拘り、自分が納得しない限りは出さない?お金をいただけない。その気持ち、レストランはもちろん味が命ですから、余計にそうかもしれませんが、この気持ちは忘れたくないものです。

私も納得しない仕事はしたくない、してはいけない、といつもそう思っているのですが、実はなかなか忘れがち。
人を喜ばす気持ち、やり遂げる思い、いつまでも私も拘りたいことの一つ。
皆さんは拘っていることはありますか?忘れていることはありませんか?

Comments [2]

こんにちは。はじめてコメントします!
ご著書を読ませていただいてから、ずっとファンです。

私も、カウンターをあえてお願いすることがあります。
調理される前の食材を目の前に見ることができたり、シェフやスタッフの方々のやり取り、抜群のコミュニケーションなど、お見事と思わされることなど、いろいろ感じ取ることができます。
そうなると、お料理のおいしさが何倍にもましてくるんですよね。私もカウンター大好きです!

他に、こだわっているのは「美白」でしょうか(笑)
年中、日傘とともに外出しています。

また、midroom に伺わせていただきますね。
では、失礼します。

saki様
メールをありがとうございます。
人によって拘る物はさまざまですが、そういう気持ちイコール何かを見つける、もてなすという楽しい行為は失いたくないし続けたいものものですね。
お料理、美味しい物を作るシェフの方々は特にそうかもしれませんがね。
カウンターはそんな思いが一杯詰まっていて、嬉しい気分になりますよね。

これからも、そんな気持ちを感じながら美味しいものを食べて元気に頑張って働きましょうね、お互いに。
ではまた、、、、

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