私の今まで出会った人のなかで、もしかしたら一番女らしい、N本さん。 外見はいつもパンツのマニッシュなスタイルに、ひっつめ髪、そしてナチュラルメイク、くわえタバコを持つその感じもかなり男らしい雰囲気。 仕事に対する厳しさや判断する早さ、人をぐいぐい引っ張っていくエネルギーもかなりのもの。言いたいこともはっきりしているし、そばで見ているだけで強さを感じる人です。 しかし、その反面とてもやさしい、面倒みのよいお母さんのような所もあって部下の人たちを家によんではご飯を作ったり、泊めてあげたりと、その面倒みのよさには頭が下がります。 しかし、私と彼女は最初から仲が良かった訳ではありません。 お互いにキャ...
OLD midroom
今回は女の友達というのは不思議なもので、年を重ねるとまた違った意味で仲良くなれることがあるということを書いてみます。 彼女K子さんと知り合ったのはお互いに20代の初め。二人ともまだ何になりたいとか、また何ができるのかも分からない・・・かなり幼稚な関係だったと記憶しています。 ただ、彼女はそのころから、モデルの仕事を本格的にはじめようと思っていたらしくダイエットや自分のスタイルについて、とても真剣に悩み、研究もしていました。モデルクラブも今までいたところから、雑誌に強い事務所に変わったりして積極的に動き出してもいました。 私は学生だったこともあり、まだ自分の人生を決めるのは、かなり先でも大丈夫な...
私の周りのは、本当にかっこよく働いている人がとても多い。そしてとても不思議なことに、何年か一緒に仕事をすると皆さん成功して、会社の中でとてもいいポジションになる人が多い。これは、私には一番嬉しいことで、正直言うと自分が偉くなるよりもはるかにいい気分になったりするものだ。 彼、Mさんもその一人。10年前、私がまだバーニーズの仕事をしていた時に、ファッション誌ではないビジネス誌の広告営業マンだった彼は、「これからは働く男性もオシャレをしなくてはいけないと思う。でもファッション誌を読む時間はない、だから今自分がやっているこの雑誌にファッションを取り入れたい。」と熱く語った。その言葉と意欲そしてコンセ...
私と一緒に10年も働いているNちゃん。 彼女との出会いは、確かバーニーズのオープンスタッフだったと思います。おかっぱ頭の色の白い京人形のような顔立ち。その上、グラマラスなBODY。性格的にも明るく、いつもニコニコしているし、気がとても利いているし、お店でも、とても優秀なセールスの一人だったと記憶しています。その彼女から、是非に、私の宣伝チームで仕事をしてみたいとの申し出があり、そこから今までなんと10年、随分助けてもらっている感じ。 なぜなら、彼女は根っからのA型で、何事も段取り通りにいかないと嫌な性格、また物事を常に悪いことが起きたらどうしょうと考え、それに対してありとあらゆる手を打っていな...
今回は、私の友人の中で、一番オシャレに前向きな人を御紹介します。彼は、三十代の後半、身長175センチ、体重たぶん66キロ、イタリアサイズでスーツは48、一年間に洋服の為に支払う額、推定するところ○百万円以上。 私が知り合った頃の彼はある外資系証券銀行の投資銀行部というところで、毎日とてもハード、その上難しく、厳しい仕事をしていました。毎日世界の市場を見ながら、日本の会社と海外の会社を結びつけたり、また海外から日本に進出したい企業の後押しをしたりと緊張感の高さも半端ではなかったように見えました。ですので、もちろん、働く時の基本はスーツ、色は地味な物を選んでいたようですが、その素材や仕立ての良さに...
これから10回位は私のまわりにいる素敵に生きている・働いている人達について書いてみます。 その一人目は・・・私の親友Mさん。(彼女は現在、某テレビ局の経理の仕事をしています。) 彼女は、私が20代の時に働いていた会社の先輩でした。年齢も私より3~4歳上というのに、とても知的で女らしく、その上、可愛いらしい雰囲気、それはこの20年間ほとんど変わってないし、最近はますます年相応のゴージャスさも加わって会うのが毎回とても楽しみです。 お洋服も持ち物も金、銀、財宝にいたるまで全てが一流品・・・であったりブランド物だったり・・・驚くことばかり。でも彼女が持つと全然嫌味にならないし、自然に見えるのがとても...
犠牲にしていることや、出来ていないことが働いているとどうしてもいくつかあるということを、書いたことがありますが、今から4年ほど前の11月、私にとってはとても驚くことがおきました。 それは、母のガンでの入院でした。 私の母は、何代目かの江戸っ子で、本当に元気で明るく強い、弱音を吐いたことのない人です。仕事もしていましたけれど、家のことで手を抜くこともありません。父親もかなりのワンマン、それにも上手に仲良くやっている、その上、週に3回の美容院でのセット、いつもきれいにお化粧もしていましたし、マニキュアもとても気を使っているそんな人です。 ですから、私に対しても女の人は汚くてはいけないとか、品が悪い...
私は、この一週間で男の自信は顔に出るといういう事を痛切に感じました。 それは、エストネーションのタイアップのページを作るのに、4人の働く30代から50代の男性にお目にかかりました。知り合いの方からご紹介された方あり、また仕事でお目にかかってその方の雰囲気がとてもいい感じだったので出演を依頼したりと理由はさまざまでした。 もちろん業種、ポジション、サイズ、職歴、家庭環境にいたるまで全てが違うとても興味深い感じ。でも、不思議なことに皆さん、撮影当日、カメラの前に立たれるととても自信のある、そのひとなりの顔が見えてくるのでした。 普段お話している時は、とてもソフトな雰囲気なのに、カメラの前では強い意...
先週の水曜日の夜、このミッドルームのメンバーを集めた第2回編集会議兼パーティを、広尾の某プライベートサロンで開きました。今回の出席者の方はもちろん、3月から書いていただいているメンバーと、これから書いてくださると言う高い志をお持ちの総勢35名でした。 そもそも、何故このホームページをはじめたかというと、もちろん私達のこれからオープンするエストネーションを理解し、是非考え方やもの作りなどを知っていただき、お店のファンになって欲しいというきわめてお仕事的な目的。 そして、もうひとつは、大人になって行くと仕事以外でなかなか人に会う事や、ましてや異業種の方などと交流を持つ機会などはほとんど皆無。そこ...
私は、雑誌の取材や人に会うといつも働いている時も女であることを忘れたくないし、忘れて欲しくないということを言ってきましたし、言っています。 若い頃はとても女である自分がうっとうしかったり、いい子、かわいい女の子を求められている男社会にとても反発していたのですが、ところが、年齢を重ねるとともに、自分が女であることをいい意味で隠さずに生きていけたらどんないいだろうと思うようになったのです。 そこで、自分の全身をじろじろと見ることしばしば、すると手を抜いていたところが山ほどあって「こんなことでは、言っていることと、やっていることが全然違うじゃないか」と、とても反省したのです。 例えば、髪の毛について...