高校を卒業してからはや30年、久しぶりに同窓会がありました。
3年間一度もクラス替えも無く、また付属高校だったこともありクラスメイトの絆はかなり強いと思っていたのですが、今回参加したのは12名。全体の3分の1足らず、少し寂しい気持ちにもなったけれど、顔を見れば懐かしいあの頃の笑顔。今だから話せる、聞ける楽しい内容や会話。「あの頃、こんな風に感じていたのよ。」「みどりは、こんな風になると思っていたのよ。」なんて出てくる出てくる思い出話の数々。 8年前に開催した時は、子供が大変だから・・・と、来れなかった友人が、「今回はノンビリできるようになったから来たのよ。」と話していたり、今回は来れなかった友人の返信ハガキには体の具合が今ひとつ、更年期みたいで今回は行けそうもありません・・・とかそんな文字が並びます。 同じように年を重ねてはいても、本当に人それぞれの人生が見え隠れし、面白いものです。
同じように、遊び、笑い、泣き、ファッションや将来、ボーイフレンドの話をしたり、悩んだりを繰り返したあの頃。今思い出しても楽しいことばかりが浮かんできます。あの当時、不良だった友人が、まじめで素適な母親になっていたり、「もう孫がいるのよ。」なんて話す友人もいるしと人生とは本当に面白いものです。太った、やせた、老眼になった、2度目の結婚をした、離婚をした、、、この30年一人一人が自分の足で思いで歩んできた日々。自分のことが精一杯で助けることも、慰めることも出来なかったのが現実だけど、顔をあわせたとたんあの時のままの素顔の自分に戻れているから不思議です。家族の事、夫の話、仕事についてなど・・・、あの頃とは比べものにならないぐらい話したいことや聞きたいことが山ほど。皆が経験し、感じてきたことが増えた分だけ、話題は尽きることなく半日ぐらい皆でワイワイガヤガヤ楽しい時間でした。そして、これからは今までよりももっと会えるかも?なんて予感さえします。
人生の半分を一生懸命に生きてきた素適な仲間達に、あの頃のような笑顔と元気をたくさんもらった感じでした。 “また、近いうちに会いましょうね。そして、それまで元気で美しくいてね。”
私にとってあの頃の皆は素適な素適な宝物なんだから。。そう感じた時間でした。
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