最近、新聞を読んでいて気になったこのタイトル。
「男の人が遊ばない国、文化はだめになる…」、この言葉に大きくうなずいてしまいました。確かに私の周りにも最近ファッション誌や雑誌は買わない、例えば映画やコンサートも行かない、ビジネス誌、新聞は読むけれど他は興味もないし時間もかけたくない、そんな感じの男の人がやけに増えていて、ますます男女の好奇心、向上心格差は広がるばかりです。映画、コンサート会場も女性のほうが圧倒的に多くて本当に驚いてしまいます。何年か前までは、それでも女性に連れられてきた?男の方の姿も半分位はいたはずなのに、何だか悲しくなってしまいます。そういえば、私の友人の中にも、“最近遊んでないなー”と言う人が増えてきていますし。勿論、忙しいし、気持ちの余裕も時間もないし、疲れているし…と、そうしない理由は山ほどあるらしいのですが、何だかそうやって自分の時間を作れない男の人って魅力がないと感じてしまうのは私だけでしょうか?
社会との接点を仕事中心だけにしてしまうのは、30代、40代ではまだまだ早いのではありませんか?若い頃のように毎日、毎晩とは言いませんが、男に戻れる、自分を見つめ直せる時間を持つことが、仕事の活力に繋がるなんてことはないのでしょうか?趣味を持つ、視野を広げる、物を知る、試す、感じると言うのはいくつになっても絶対にしなくてはならないことだし楽しい事なはずです。それが人生を広げる、男として魅力的になる、そうすれば当然女性にもモテるはずだし、同性にも慕われるだろうし、家族にとっても誇れるはず、ひいては仕事の場でも輝いて見えると思うのですが、違いますか?そして今、そういう男の人が減ってきている日本は、確かに恐ろしい。
そういえば、周りを見渡しても、何でも話せて、何でも知っていて、それでいて仕事も出来て、セクシーでドキドキする人が最近は減ったかも?。文化はその人の知的レベルや感性と密接に結びつき、その人のセンスや生き方を表すものと、私はいつも感じています。
豊かな国と言うのは経済的なことを言うだけではなく、心の豊かさ、生きていく楽しさ、向上心を持つこと、またそういう人がいかに多いかで決まるのだと思っています。ですので実際に遊べなくても、遊び心だけは持ち続けていてほしいものです。そして、そういう男の人にとても惹かれる、魅力的と感じるのは私だけではないと思うのですが。男の方々、勇気をもって遊んでください…、日本の将来の為にも。
Comment [1]
貴方様が16年前おいくつで、今おいくつかわかりませんが、
お互い「あの時、君は若かった」
遊ぶをどう定義するのかによりますが、自分的にはダラダラ何もしないことが「遊ぶ」ことの最たる例ではないかと思っています
映画やコンサートに行くのには一定の精力を使いますし、付き合いでやむをえず行くにしてもある種の精力を使います
仕事もやむをえずやっているのであって、他人との比較で負けたくないし、もちろんリストラにもあいたくないからがんばっていますが、それとて本当に主体的にやっているわけではありません
ですから、私は立派な「遊び人」です
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