暮れから1月にかけては何かと多いフォーマルな席。(何回か前のコラムで「たまにはオシャレして出かけたい!」なんて言っていたのですが…。)そこで、いつも悩むのがいろいろなパーティに呼ばれた時のドレスや場所、メンバーの方にあった洋服選び。若い頃は、常に新しい形のモノ、エレガントなデザイン、ゴージャスなモノと頑張って買ったものでしたが、最近はシンプルで美しいモノ、体がキレイに見えるというのが“一番”と思うようになってきました。ですので、なかなか良いモノが逆に見つからず、困ってしまうのも事実です。クロが良いと思って探しても、肌の見せ方・隠し方など、満足できるモノが見つからず、値段はいくらでも良いから上質な服が欲しい、似合うスタイルが欲しい…、と何だか投げやりな気持ちになってしまいます。
靴、バックも単純にキラキラしていれば良いとも思えないし、小物でポイントをつけたいと思って探しても、見つけるのが難しいものです。ドレスの専門店やコーナーに行くと、子供っぽいしそのうえ安っぽい、結婚式の2次会仕様的なようなモノも多くて、とてもじゃないけれど着ていくことじたいが、恥ずかしい気持ちになってしまいます。
そうやって考えてみると、ジョルジオ アルマーニは本当に美しいイブニングが多かったし、どれをとっても上品でエレガント、ただプライスは、かなり高くて、 100万円以上はあたりまえ、そういう生活が当然の人にはお安いでしょうが、普通の人にはなかなかどうして、手の届かない品物でした。こうして、あれこれ考えてみると、日本の社会というのは、やはりマダマダ子供、ブラックタイやロングドレスなんて別の世界、自分とは関係ないように思っている人も多いでしょうし、何だか少し淋しい気分です。
そういえば、普段いつもキレイでオシャレにしている人でも、お友達の結婚式などで、フォーマルなお洋服を着ている時に出会うと、驚くようなことがあったりしますよね。でも、これも訓練です!何回かこのようなところに参加してみると、自分が何を着れば自分らしいのか、どのように振舞えば良いのかが見えてきて、実にあたりまえのように堂々として美しい身のこなし方もできるようになるものです。
さて、今月末には、また大きなブラックタイのパーティが控えています。
今回は、どんな女で行こうか、今から悩みの種です。
でも、ある本にこんな言葉が、「いい女になるには、パーティは絶対必要」だとか。
そんな言葉を胸に刻みつつ、今回もいい女目指して行ってきます。
私の似合う服探しは、まだまだ続きます…。
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