今年も、本当に残すところ数十日、例年のごとくバタバタして目先のことに追われて、当初の目的はキチンとできたのだろうかと、考えることしきり。このところ何だか、かなり落ち込んでいます。
自分の夢や、想いだけではやっていけないことは、もうとっくに理解しているつもりなのに、なかなかリーダーシップを持つということや、経営を考えながら物事を進めるという事がどうも上手く出来ません。人と人とを結び、チームとなって前に進む。心を開いて皆が一丸となって、一つの目標に向かう。そういう心意気は誰にも負けないつもりなのですが、何だかモヤモヤしたものがあり、私の中ではスッキリ晴れません。その訳は、商売とは全て数字で判断されるという事を、この何年かで体験したからでしょうか。もちろん、それに伴うソフトな部分も確かに大切なのですが、やはり数字がついてこなくては、何をどれだけ努力したところで皆も会社も幸せにはなりません。
例えば、この時期に支払われるボーナスについても、それだけで人を幸せにできる訳ではありませんが、その金額、数字はその人の1年間の通信簿のようなものですから、やはりそれぞれの人がそれなりの想いをもって受け止めているのは間違いありません。 もちろん私達の会社のように、まだ出来たばかりで、これから成長していかなくてはならない状況下にある事は皆も理解はしているものの、「これからどんな方向に、この会社は進むのか?」、「自分は何をしなければならないのか?」、「本当に今のままでいいのか?」など、いろいろと不安に感じたり、迷ってしまったりしていては、会社としてチカラが集中できません。こうやっていろいろと考えてくると、人の心をつかむ、動かすというのは本当に本当に難しい。会社を興して事業をする事が、楽しいといえる人は天才だと…、最近つくづく思ったりして。でも、待って…。一人でやろうと思わなければできることがあるのでは、自分の出来ないこと、考えていることを、できる人と組んだり助けてもらったりすることが、キチンと会社という組織の中でできるようになれば、100の力は必ず120になり、150になっていくはずだし。こんな時ほど自分の考え、経験、感性を否定するのでは無く、信じてやっていかなくてはいけないのでは。
机の上だけのことにとらわれて、現場を離れるのは、マダマダ早い。自分の目と肌で感じる次の何かを見つけ次なる仕掛けや、楽しくて、新しい企画を考えねば…。
応援してくれている、周りの人や、一緒に働いている会社の仲間、そして何よりエストネーションが好きと言ってくださっているお客様の為に。
そして来年に予定されている、とてつもない大きなプロジェクトと永年の夢、実現のためにも。
PS:今回は、愚痴っぽくなってしまいゴメンなさい…。
でも、私はこのミッドルームを読んでくださっている皆さんに自分の考えていること、悩んでいる事を正直に書く・伝える事によって、自分の気持ちが整理できたり、確認できたりしてとても元気になれたり、勇気を分けてもらったりしていると感じます。そして不思議と毎週原稿を書き終わると、何だか頑張ろうと言う気持ちが沸いてくるのです。本当に有難うございます。
来年の今頃は、こんな弱音を吐かないようになっていれますように…。
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