最近、あるメンズの人気雑誌の方とセクシーな男の人(親父)とは?について対談、そしてコーディネートのページを企画、制作してみました。今回はその時に感じたことを書いてみます。
もともと、この企画をやろうということになったきっかけは セクシーな親父とはどういう人のことを言うのか、男の人の考えるセクシーと女の人から見たセクシーというのは絶対に違う、だったらそれを具体的に読者に提案できたら楽しいのではないか?という事から始まりました。雑誌の方の言う「セクシーな親父」の前提には、もちろんそういう人は仕事ができる人である事は当然ですが、女の人を喜ばせる事が自然にできる、また自分のスタイルを嫌味なく表現できる、自分のことをよく知っていてきちんとサイズのコントロールも出来ている、似合ったものを着ている、素材やいいものを知っている、髪、肌、爪の手入れも行き届いている…などなど、でもそんな完璧な人いたら怖いんじゃないの?というのが、その雑誌の方の定義を聞いた私の正直な感想でした。
女の人達、特に私は仕事が出来て、自分に対しても厳しい彼がアフター5や、お休みの日は、少し楽しくてかわいくていつもと違うあなた的で、それが全く予想できない感じ。そういう意外性がとてもドキドキして嬉しかったり、好きなのです。セクシーで魅力的に感じてしまうのです。
それにそういう人であれば、自分もとてもおしゃれして一緒に出かけられるし、いろいろな会話もできるだろうし、楽しめるので会うのがとても楽しくなるのです。励みにもなれるのです。勉強にもなるのです。だから、そういう男の人は魅力的でモテるのだと思っています。でも、これがあまりにもやりすぎだったり、自意識過剰すぎたりすると、もうどんなにハンサムな人でも興ざめです。何事も適度にさりげなくが基本です。そして、もう一つ忘れてはならないのが、女の人は自分が好きな人が一番セクシーだと感じているということ。それは、自分たち二人だけの間で感じるフェロモンのようなものや、秘密が増えてくると余計にワクワクします。そしてそんな暗黙のやりとりができる関係それ自体がセクシーなのです。どんなに髪や肌に気を配っていても、触れ合う事がなければ何も始まらないし、感じあう事も出来ません。そこにはセクシーな男と女の関係なんてもちろん生まれるはずもありませんから。
でも、今回この対談で一番勉強になったのは、やはり、男と女はいつまでたっても分かり合えないという事。そしてだからこそいろいろな手段でお互いを知ろうとしたり、試そうとしたりする。もちろんおしゃれにも気を使う。つまりとても奥が深い。だからどんどん深みにはまり、お互いを磨いていくのだとつくづく思いました。そして、このような楽しい企画を考えてくださったLEONの編集長をはじめ、超ハンサムな編集のHさんに心から感謝を。皆さん9月24日売りを楽しみにしていてください。
必ず、ヒントは見つかるはずですよ。
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