OLD midroom

いい顔の男(ヒト)に会いたい病。

海外から戻ってくると必ず、なんだか大人のいい顔の男(ヒト)に会いたい病にかかってしまいます。
何故なら、日本人の男性は特に女性の年を気にする人が多く、いつまでも若いこと、若い人の方が人気があったり、興味があるようです。
どうせご飯を食べるのなら、若くてかわいい人、きれいな人のほうが絶対に良いなどと、いまだにそういう男の人が多いのも驚きです。(遅れていると思いませんか?)

では、そう言っている男の人は自分の顔や生き方に磨きをかけているのでしょうか。
疲れたとか、忙しいとか言いながら自分への投資を怠けてはいませんか。
確かに、30代を過ぎるころになると、異常なほど仕事の時間が増え、なかなか自分の時間が作れないと言う方も多いかもしれません。でも、仕事を離れた時に男として勝負できるような顔をしているでしょうか。仕事以外で、私たち女性と飲みに行った時に、その女性がドキドキしているような危ない揺れ動く雰囲気を感じとったりしていますか。また、口説くつもりはなかったのになぜか翌日、大好きメールが届いてしまい、逆にドギマギしながらも、一人ニヤニヤした経験は最近ありましたか。

私ももちろん、そうなのですが、仕事をしていながら人にお目にかかると、どうしても仕事の顔でお会いする事が多いですよね。そんなときの自分の顔は男でも女でもない、仕事の顔になっています。でも、そういう時間帯ではないときに人にお会いする機会があったときは、男と女の顔で会いたいですし、そんなときにはやっぱりお互いを感じながら、いい時間を過したいと思います。
先日、出張で滞在していたミラノの街では、とても自然に気持ち良さそうに、男の人と女の人が見つめあったり、手をつないだりしていました。それが子供や年を重ねたカップルではなく、私ぐらいの年齢の2人だったりして、そんな時、自信にあふれていて、言葉はなくても愛情に満ちた微笑み、しわのあるいい顔の男の人にドキッとしてしまいました。ゆとりと年を重ねてきた事での美しさ、力強さ。もちろん女性も、しわもしみも隠さずむしろ誇らしげ。その美しさやセクシーさといったら、脱帽です。仕事もして恋もして、もちろん生活を楽しむ事に時間もお金も惜しまない、大人の文化。
そんな日常…、周りの男の人にも分かってほしいものです。こんな風に、いい顔の男の人にお目にかかりたいし、自分もなりたいな~。

PS:最近、仕事以外の自分の時間があまりにもバタバタで持てていなかったせいでしょうか…こんな気持ちになるのは。良いんだか悪いんだか分からないけど、誰かに恋をしたいってことかしら。やっぱり春ですね!

※ コメントはすぐに反映されません。公開されるまでにお時間をいただきますのでご了承ください。

このページの上部へ

ARCHIVES