週末は、自由に行きたいところに行ったり、身体や自分のメンテナンスをしたり、友人とのご飯など、、、好きなことをたくさん詰め込んで過ごすことが増えています。

先週末もそんな感じで、友人の美容院に自分ではどうにもならなくなったカラーとカットに出かけると同時に二か月振りの自由が丘散策でもしてみようかと、予約の時間よりも少し早めに家を出ました。

お盆中ということもあって、いつもよりも人の少ない自由が丘を歩いていると、ふと道案内の表示が目に飛び込んできました。九品仏浄真寺ここから６４０M。
あっ九品仏、そういえば以前から行ってみたいと思っていた場所の一つだったことを思い出し、その案内板に沿って歩きだしてみました。

いつもの自由が丘の喧騒を離れ、住宅街の中をゆっくり歩いていくと、突然美しい門構えのお寺、九品仏浄真寺の文字が見えてきました。
静かな佇まいだけれど威厳があって、その門に吸い込まれていくような不思議な力を感じ、中に進んで行くと、夏のグリーンが輝いているように感じられる参道、本堂や観音堂、下品堂、上品堂と歴史の重みと美しさに気持ちが落ち着き、東京にいることを忘れてしまいそうなくらい。
時間の許す限り、ここでゆったりとした時間を過ごしたいと思い本堂の階段に座ってみると、本当に今日、ここに来ること、来れたことが嬉しくて幸せな気持ちになりました。
よく、導かれてそこに来る、訪ねる、出会うなんてことがあると聞きますが、この日はまさにそんな気持ちにさせてくれた感じでした。

これから時々四季の移り変わりの時に訪ねてみたいなーなんて、今の私にとって、とても大事に感じるお気にいりの場所の一つになりました。

夏の一日、導かれて来れたことで、とても幸せな気持ちになりました。