飛行機を乗り継いでいつもよりかなり遠くなった、、、と感じたミラノでしたが(笑)
行ってみると、楽しくておいしいものがいっぱい、夏の気持ちよい空気をたくさん感じること出来ました。

レストランに行けば、新鮮なイタリアの食材を使ったおいしいメニューやお目にかかったことのないイタリアワインとの出会いにワクワクしたり。またその内装やインテリアが面白くてかっこよくて、久しぶりにドキドキしました。

ミラノで評判になっているという噂のドルチェアンドガッバーナの展覧会はいろいろな場所や舞台、音楽から受けたインスピレーションを形にするという彼らの素晴しい作品で、その輝き、素材選びは洋服を作るというよりもアートと呼んだ方がよいのか、それよりももっと厳かで崇高な芸術作品のようにも感じ、一つ一つ部屋を移動するたびに、そのすさまじい力強さや繊細さ、美しさに心揺さぶられるような時間と感動を久しぶりに心に焼き付けて帰ってきました。
単なるファッションブランドの展覧会、なんて思っていた私にとって、よい意味で本当に素晴らしい驚きと衝撃でした。
ブランドの持つ，創造力やクリエィティブへのこだわり、ファッションはただ洋服を作って売るだけではないという、社会貢献やアートとの連動など、、、ハッとすることもたくさんありました。

また今回もう一か所、プラダ財団美術館にも行くことが出来ました。
郊外にあるこの美術館はプラダの知的空間、発想と気持ちのよい建物、ミニマルだけれど力強い、プラダのブランドの魅力そのもののような場所で、たくさんの現代アートに触れることが出来る素敵なところでした。
ゆっくり、身近に見られることも楽しくて、難しいと思われがちなアートと仲良くなれるそんな演出も素晴らしかったです。

一代で成功したこの二つのブランドは生き方や作っているものなどはかなり違いますが、ファッションを通じて人を大切にし、愛情を届けたい、そんな思いを強く感じることが出来ました。
今回自分の目で、そんな場所に行けて、感じることが出来たことが本当に嬉しかったです。

I love MILANO, I love FASHION 
そう感じたビジネストリップでした。