仕事で一番出かけていた場所の一つがイタリア。
30年位前から、撮影に行ったり、ファッションショーに行ったり、関わったブランドさんの打ち合わせやインターナショナル・ミーティング、大きな展示会と、100回近く足を運んだ場所。

初めて行った時は、英語が通じずかなり戸惑ったものでしたが、イタリア人気質の人懐っこさや明るい人柄の皆さんのおかげで、数日いれば仲良くなり、次回も待っているよと嬉しい言葉に何度も救われたものでした。
そんなおかげで、一年に4回から6回と通う出張が楽しくなったことを思い出しました。

大好きな明るい彼らとの関係は何十年も続き、コロナ前までのイタリア出張は、何度も通ったレストランや仕事仲間、仲良し仲間に会いに行くという、いつも前向きで明るい気持ちで出かけていました。
しかし、コロナになり直接会えない日々が続き、元気？どうしている？と、ZOOMを通しての会話が続いた時期は寂しく、辛かったですね。
やはりファッションやクリエイティブの仕事は、みんなでああでもないこうでもないと色々なものを見ながら、アイデアを作り上げていくことで完成するのだと、つくづく感じた三年間でした。

それが去年くらいから、海外からもコロナに負けるなと、東京に展示会や営業にやってくるようになりました。
ここ東京で、また会える、仕事ができることは本当に嬉しく、ワクワクしながら展示会を覗きにいくと同時に彼らに会いに行く日々。
今年は、ついに一緒に美味しい時間もすごせるかも（笑）
会える嬉しさを胸に、また何か楽しいことが一緒にできることを楽しみにしている、私です。