シャンパーニュのテタンジェのお仕事をお手伝いするようになってから、とても素敵なイベントに参加させていただいています。シャンパーニュの歴史を学んだり、生産方法、美味しい飲み方と今まで知らなかったことや気づかされることが多く、本当に楽しくお手伝いをさせていただいています。
そんな中、先日は「ル・テタンジェ賞第55回国際シグネチャーキュイジーヌコンクール日本大会2022」のお手伝いをさせていただきました。
今回の会場はヨコハマインターコンチネンタルホテル。書類選考を通過した3人のシェフが参加し、この日来年のファイナル、国際大会の日本代表が決まります。
24才から40才まで、最低5年以上はレストラン勤務、もしくは料理人の職業についていること、、、、、などなどいくつかの制約と規定の中を勝ち残った3人がコンテストに参加します。
そして、彼らにはテーマが与えられ、彼らの作ったルセットを審査員の方々が、審査をして一位を決めるというとてもシビアで緊張感の高い時間が流れます。
美味しいことももちろんですが、プレゼンテーション、テクニック、ハーモニー、、、、多くの視点で採点され順位が付けられるというとても厳しい、真剣勝負のコンテスト。
若くて、これからのフレンチ業界をきっと背負っていくような素敵なシェフが、アシスタント一人を連れこの会で自分の腕を競う姿は、観ている私たち一人一人にもその熱い思いや気持ちが伝わり、誰が一位か今回も甲乙つけがたいと審査の方々のコメント。
そして、ついに発表の時。一位になられたシェフは今回三度目の挑戦ということで涙が溢れます。その日一緒に戦ったアシスタントの方と嬉し涙いっぱいの表彰式は、観ているこちらまで胸が熱くなりました。
ここまで来るにはたくさんの困難や修行を体験し、今日がある、そして未来が拡がる。
美味しいものは人を幸せにしてくれるし、元気を与えてくれる。
表彰式後の皆さんの笑顔と、たたえ合う姿に拍手をおくると同時に、この日、この場所に一緒にいれたことに感謝でした。
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