少し前の事になりますが、旦那さんの大学時代の友人が急に亡くなってしまうという、悲しい出来事が起きました。

いつも優しくて誰からも愛される彼との別れは、仲良しだった学生時代の仲間のみんなにとっても信じがたく、その日は本当に悲しくてつらくそしてそこに列席した誰もがなかなか受け入れることができない、突然のお別れの会でした。

大学を卒業し30年以上、お父様から引き継いだ仕事も順調で、頑張っていらしたその姿は成人したお嬢様にも受け継がれていたようで、この日の会は全て彼女がしきり、とても素晴らしかったですし、その気丈さにもびっくりしました。

そして、その日の彼女の姿は、両親を天国におくる事は最後の親孝行だと思い頑張ろうとふるまっていた、昔の自分の姿を思い出し、胸が苦しくなりました。

しかし、この日私が一番苦しくつらく感じた事は、いつか配偶者との別れは来るという事実。

父や母との別れは、もちろんすごく悲しかったし寂しかったけれど、年の近いいつも隣にいる旦那さんとも別れの日が来るんだということ。

状況こそ人によって違うでしょうが、その日は必ず誰もが経験しなくてはならない事。

いつ、その日を迎えるかは神様しか知らないでしょうが、残された私はきちんとできるでしょうか。いつも元気な人であればあるほど、別れが来るなんてことは考えられないし、その日、どうすれば良いのか自信がありません。

私が先に旅立つのか彼が先なのかも、もちろんわからないけれど、、、、

この日は、そんな日がいつかは来ることを目の当たりにして、本当に考えさせられました。

お互い元気でその日が来るまで頑張りましょう！