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今年は行けるかな、、、

中学生くらいになった時、私の家の近くに父の妹の関係で、青森から新婚さんが我が家の側に家を建て引っ越してきました。その時の私よりも15歳くらい上の二人は、新しい場所で心細いこともあってか週末になるといつも我が家にお酒を飲みに来たり、ご飯を食べに来たりと、実の家族のように仲良く過ごす日々がスタートしました。

そのうちに二人にはかわいい女の子が生まれ、私の父や母は実の孫のようにかわいがり、私も楽しく彼女たちと遊んだりしながら一緒に過ごしました。そして私が結婚し、家を出た後も、父や母は彼らを頼り、お互いに楽しくご近所付き合いをしながら生活していました。

親戚ではないのに何でも話せる身近な関係はいつも心強く、私にとって二人は年老いていく両親の事で甘えたり助けてもらったり、そんな大事な家族、そしてこの関係や付き合いは一生変わらないでいたいなと、強く思うようになりました。

私と年の近かった長女のM子とは昔から仲良しで、今でも時間を作ってご飯をしたり、家に泊まりに来たり、また時には父と母のお墓参りに一緒に出かけたりと本当に親戚(従妹)のように付き合っています。

私よりも彼女の方から今度はいつ行くの?一緒に行くよと、、、最近ではこのお墓まいりが私たちのちびちび旅行にもつながり楽しみの一つになっていました。コロナの影響で、菩提樹のある三重県には行くことが難しかったのですが、3年近く何もできていなかったので、今年は行こうと相談中。父と母が亡くなり、一度は母の家の菩提樹のある東京にお墓を移動しようと考えたこともありましたが、今となっては三重県に行き、子供の頃に父や母とお墓参りをしながら旅行したところを訪ねるのも楽しみになっています。

そして子供の頃や、父や母が生きていたころ一緒に訪ねた場所は、今ではまた違ったように感じられ楽しい刺激にもなっています。

親戚ではないのに親戚のような、こんな嬉しい関係は、父と母が私に残してくれた大切な仲間。

お互いに年を重ねれば重ねるほど、そのありがたみや大切さを感じます。

いつまでも仲良く、お互い元気に歳を重ねていけますように。

今年は私にとっては両親、彼女にとってはおじいちゃん、おばあちゃん?に会いに(お墓参りに)行けるかな(笑)

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