大人になると感情を表に出す事が減っていると感じることはありませんか。
歳を重ねれば、重ねるほど仕事の場でも、プラベートでも、大きく気持ちが揺れることはなかなかありません。
特に私のように他の会社の人と多く仕事をしている者にとっては冷静に周りの人を説得する、意見交換するということも大事だと思っていて、感情をあらわにしないように、自然とそうなってしまっているのかもしれません。
そんな私ですが、やはりオリンピックが始まり各国の選手の熱い戦いぶりや、その時々に彼らから発せられるメッセージには心揺さぶられることが多く、自然に涙が流れている時があります。
思い通りいかなくて悔しい気持ち、勝利を勝ち取った嬉しい気持ち、そして多くの人に支えられてこの日を迎えられたことに対する感謝の気持ち、、、その一つ一つに対する素直な彼らの気持ち、思いがメッセージにこもっていて心に響いてきます。
本来なら四年に一度のオリンピックがコロナの影響で伸び、練習も思い通りできなかったことや、試合という実戦の場がなくなり今の自分の立ち位置が見えなくなり不安になることも、きっといっぱいあった事でしょう。
その中で掴んだ一つ一つの自分の集大成=オリンピックを精一杯楽しんで、力を尽くしている姿は本当に素晴らしいと毎日TVの前で感じています。
何事にも力いっぱい、やり遂げることで得られる幸せ。
私も勝敗という部分では彼らとは少し違うかもしれませんが、今までも仕事の場でたくさん感じた、幸せな時間、日々。
たくさんの困難を多くの人に支えてもらえてやり遂げられた仕事、、、、そういえば30年前、初めての大きな仕事をやり遂げた時、1人になった時に感情がこみ上げてきて涙を流しながら帰った日があったことを思い出しました。
あの日の涙は、オリンピック選手のよく言うここまで来られた、やり遂げられた自分と、周りで助けてくれた人への感謝の涙と同じだったのでは。
苦あれば楽あり、、、頑張ればきっと楽しい日が、納得する完成形(仕事)が待っている。
彼らに勇気をもらって、私もまた頑張りましょう。
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