子供の頃から父や兄と六大学野球やプロ野球、時にはお相撲、ボクシングとスポーツ観戦
が大好きだった私。ここ数年旦那さんが母校のラグビー部のサポートをするようになり、全日本大学ラグビーフットボール選手権大会をとてもよい席(笑)で観ることができるようになりました。そんな中、入場者の人数制限こそありましたが伝統の早慶戦に。少し早めについてグラウンドで準備運動をしている選手を観ていると、こちらまで気持ちがワクワクしてきます。
父や兄と一緒に見に来ていた大学選手権の時よりも、今の選手は身体も大きくて、ワールドカップの時にテレビで観た選手にも引けを取らないように感じましたし、トレーニングの変化やアスリートの食生活の管理、充実に時代の流れを感じます。
大きな声で声援したり、騒いだりすることはなかなかできない異例の観戦でしたが、ボールをキャッチする音、タックルで体と体が当たるときの音まで聞こえ、すごい迫力と気合を感じ、こちらまで力が入ります。そして、走る、蹴る、スクラムを組む、どれを見ても男らしくてこの数年ラグビーと選手が人気になったのもうなずける感じです。だからでしょうか、昔とは違い女性ファンの数もずいぶん増えていました。ボール追いかけながら一生懸命な彼らの姿は、観ているだけで本当にすがすがしい気持ちになりました。
そしてノーサイド、、、になればお互いの健闘をたたえるその姿も美しく、大きな拍手と同時に見ている観客の皆さんの顔に笑顔が広がります。一つのことに打ち込む事、そして多くの犠牲を払い勝つことに全力を傾けるその気持ちはきっと社会にでて働く時にも役に立つんだろうなと感じながら、日本の大企業が今でも体育会系の社員を欲しがる気持ちも納得です。
根性、頑張る気もち、先輩後輩、、、なんて今時?じゃないし流行らないなんて思う人もいるかもしれませんが、そんな社会のルールや人を思いやる気持ちをスポーツを通して学べることは素晴らしい事。もしも息子がいたら絶対ラグビーをやらせているはず(笑)なんて、妄想も広がります。
若いころに何かに打ち込むこと、そして多くの素晴らしい仲間に出会えること、これは一生の宝物。そして財産。この日はそんなことを感じた気持ちの良い一日でした。
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