私の口癖(笑)、ファッションは人を幸せにするといつも思っていますが、、、先日、久しぶりにお誘いいただいたビルボード東京はなんとも気持ちの良い幸せな時間が流れていました。

今年はコンサートにもなかなか伺うことができず、音楽、映画、バレエも家で一人で聞く、観ることが多かったのですが、この日は、お世話になっている方からお誕生日のお祝いということで、大好きな小野リサさんのライブに連れて行っていただきました。

久しぶりにライブで聞けた彼女の優しい声と、素敵な伴奏を身体で感じながら、いつしか舞台と客席が一体となってそこはいつもとは全く違う空気感と世界感が広がります。日々の仕事や今のこの不安な生活に疲れた頭や心がほぐれて、なんだか私の身体もいつのまにかスイング、スイング。

この日はジャズのスタンダードな選曲が多くピアノ、ベース、フルートにサックス、ドラムの力強くてそれでいて優しいハーモニーにうっとり、幸せな気分に浸ります。そしてアンコールで歌った竹内まりやさんの「いのちの歌」は、歌詞の素晴らしさもさることながら彼女の声の柔らかさに包みこまれて何故か自然と涙が流れていました。

悲しいのでも寂しいのでもない、心に響いた幸せな歌詞と音と声。
自然と気持ちが震えて今日この時間、ここで彼女の声で、この歌を聞けたことがとても嬉しく感じた涙。
音楽も人を幸せにする、、、そう感じた素晴らしい夜でした。