年齢のせいでしょうか？永く働いているからでしょうか？教えるという仕事が増えています。でも教え方はいろいろで、お客様に直接お目にかかってファッションについてアドバイスさせていただいたり、時には紙面に出させていただきながら、働くスタイルについてお話させていただいたり、今はやりの(笑)WEBで語らせていただいたり、、といろいろな方法で皆様に私の今までの経験やファッションについての悩みの解消方法なども伝えさせていただいています。

でも、この「人に何かを教える」ことは本当に難しく、教える側の私自身が常に進化していなくてはならないし、アンテナを張っていなくてはならないしと、、悩みながら続けています。

そんな中、今回私に課せられた宿題はファッションのプロを目指している人に向けての教科書作り。直接お目にかかることなく、この感覚的なお仕事であるファッションについて伝える、教えるというのは至難の技。お受けしたしたものの、なかなか上手に進まず毎日悩み続けています。教科書を手に取り毎日ページをめくることだけでは、ファッションについての理解が深まらないことは誰もがわかっていることでしょう。自分自身で試す、失敗することの繰り返しの中で自分のスタイルを探しながら、自分のファッションセンスを磨き、周りの人、お客様をも素敵にして差し上げることができるようになるにはどのくらいの時間と勉強が必要なのでしょうか。なかなか答えが見つかりません。

そしてそれを仕事とし、お金をいただくことは本当にできるのでしょうか。 こんなに永くファッションに関わっている私にも、正しい方法や答えはなかなか見つかりません。でも、お受けしたお仕事です。お役に立てるような、内容の濃い、役立つ教科書作りに励みます。

いつか、無事に完成し皆さんに嬉しいご報告ができる日を目指して、、、今日もPCとにらめっこ中。

教えることは本当に難しい。