毎年この時期は、某社の来期に向けた恒例のキックオフ･ディナーミーティングのために、決まって銀座の街に繰り出します。
今年でお付き合い17年を迎える、そのクライアント様とのお仕事はマーケティングやブランディング、商品企画、セミナーのコンテンツ制作、撮影と多岐にわたる個人的にも大変やりがいのある内容です。
ミーティングでは、｢常に時代感を取り入れながら商品を売る方法は？ 商品を認知させる方法は？｣などいろいろ出される討議事項についてみんなで考えていきます。
競合と言われている会社の商品を分析し、自分たちの会社の強み、また弱点も見直しながら喧々諤々と本音トークが炸裂します。
私のような外部の人間がミーティングに加わることで求められているのは、その仕事に携わる人たちが本音で話せる環境を作り、やる気を喚起するということで、それはとても重要だと感じています。
だから、私もメンバーの方々と正直にまっすぐな気持ちで話すように心がけています。
最終的には思い描いた理想の形にもっていき、全員が納得できるようにまとめることが大切だということも伝えます。
最初は悩みながら始まったミーティングも終わるころにはみんなの頭の中が整理され、今何をしなくてはならないかが見えてきて、2時間後には明るい晴れやかな表情に変わります。
こうなればしめたものです。
企画中の商品もきっと成功するはず。
さあ、今年もそんな商品をみんなでたくさん世の中に送り出しましょう。
キックオフのご飯の帰り道、そう心に誓った夜でした。