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悪いお嫁さんで、ごめんなさい

この2-3週間、思いもよらないことが起こり気持ちの整理をするのに時間がかかっています。
1月末に義理の母が心臓の手術を受け、漸く苦しい日々から解放され、頑張ってリハビリに励み快方に向かっていたのですが、、、。
それが急に倒れて亡くなるという悲しい結末になり、忙しいとか施設や病院が遠いという理由でなかなか看病やお手伝いができていなかった私は、この事実をどのように受け止めればよいのか、心が折れそうな日が続いています。
確かに本当の母ではないのでなんとなくお互いに遠慮もあり、義理の母も私にはわがままをあまり言わず、実の娘である義理の姉になんでも頼んでいたのは知っていたのですが、、、。
後悔先に立たずの切ない成り行きに、もっと何かできなかったのかと、つい考えてしまいます。
もともとファッションのお店を経営していた母は働く私を応援してくれていて、仕事やファッションの話をいつも楽しげに聞いて、書籍や雑誌に私が載ったときは褒めてくれたり、周りの方々に自慢してくれたりとよき理解者だったのに、、、。
なんだか何もお返しをしていなかったような気がしてなりません。
ただ、危篤の連絡を病院からもらい一人病室に着いた時、もう意識こそなかったけれど間に合ったことが唯一の救い。
あの時、あの場所にいれたことが、今となっては最後の時間を共有できた大切な時間だったと思っています。

私がS家に嫁いで23年。
元気で社交的、美味しいものが大好きだった母と一緒に出かけた幾つもの素敵な思い出と、口癖だった「私はあなたと息子が仲良く暮らして、健康でいてくれるのが一番嬉しいのよ」の言葉を心に刻んで、、、歩いてきます。
悪いお嫁さんで、本当にごめんなさい。
天国で義理のお父様と楽しい時間を過ごしてくださいね。

Comments [5]

お悔やみ申し上げます。
どうぞ、悪いお嫁さんだなんて思わないでください。仮にお母さまにつきっきりでお世話をされていたとしても、後悔はあるのではないでしょうか。お母さまはきっとお父さまと今頃、美味しい物とお洒落な物に囲まれて、楽しまれているはずです。みどりさんもどうぞご主人様やお仲間と楽しい時間を過ごされたり、お母さまもお好きなファッションのお仕事でご活躍されてください。応援しています。

あき子様
ありがとうございます、めそめそばかりしていては怒られそうなので、私なりに頑張って過ごしていきたいと思っています。
あき子様も季節の変わり目です、ご自愛くださいね。

MIDORI

みどりさん、心よりお悔やみ申し上げます。お義母様はみどりさんの応援団でいらしたのですね。だから最後にみどりさんが駆けつけて下さることを待っていらしたのですね。
最後にお会いできて本当に良かったですね。人は意識は無くても耳は最後まで聞こえているそうです。
みどりさんのお優しいお声で送って差し上げたこと、お義母様はどんなにか嬉しかったことでしょう。
最高のお嫁さんですよ!

私も1月に父を亡くしました。今も心の整理がつきませんが、残された家族で仲良く楽しく、それぞれの持ち場で幸せに過ごすことが、亡き人への弔いと信じています。どうか、みどりさんもお義母様のこと、沢山思い出して差し上げてください、みどりさんのご活躍をこれからは天国で見守っていらっしゃるにちがいありません。

初めてみどりさんを知った二十代からいつもメディアのみどりさんを追いかけて、いつかこんなステキな大人になりたい、と、年を重ねることを楽しめるようになれたこと、この場をお借りしてお礼申し上げます。
まだまだ一歩もみどりさんに近づけませんが、静かに遠くから私もいつも、みどりさんを応援させていただきます。
みどりさんが編む穏やかで、誠実さが伝わるブログが大好きで、私の心の拠り所です。
どうかご無理だけはなさらず、少しずつ、悲しみがある日常に慣れていらして下さいね。

Im your fan sama

嬉しい励ましのメッセージ本当にありがとうございました。
そして私同様(笑)歳を重ねることを楽しんでいらっしゃるとのこと、、、すごーくうれしいです。
お父様を亡くされて大変な時なのに、一つ一つうなずけるようなお言葉が心にしみます。
仕事を楽しみながら頑張っている姿が一番義理の母が喜んでくれると思いますので、背筋を伸ばして前を向いて歩いていこうと思っています。

また何かありましたら、いつでもメールくださいね。
お話いろいろお聞かせください。
今回は、ありがとうございました。

MIDORI

みどりさん

まさかみどりさんからお返事頂けるなんて、と、感激して何度も拝読致しました。
ありがとうございます。とても、嬉しかったです。

私は今、仕事を持つ44歳です。
毎日異なるクライアントに会う仕事なので、みどりさんが教えて下さる、服や自分が纏った雰囲気が人に与える印象をいつも考えます。
20代はバーニーズ新宿でしか服を買わず(これが実は本当なんです…)貯金はありませんでしたが(笑)、今も現役のワンピースやスーツがあるんです!
今は海外在住のため日本から離れており最近のことは明るくないのですが、あの時代のバーニーズ、最高でした!

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