私くらいの年齢になると親戚も高齢になって、いつの間にか一人減り、二人減り、、、自分の子供のころや両親の若いころの思い出話をして、懐かしい時間を共有できる人が少なくなってきます。
先日は母の姉である叔母が、とうとう旅立ってしまいました。
私にとっては母が亡くなってからは特に、心の中で母と同じくらい大切な人になっていて、一緒に食事をしたりしながら甘えられる存在でした。
聞き馴染みのよい声で「みどりちゃん、みどりちゃん」と呼んでくれる、そのときだけは小さなみどりちゃんに戻れる、、、幸せな時間。
たまにしか会えなくても、いつも応援してくれていて、和ませてくれる優しい叔母。
仕事をしている普段の自分とは違う、素を出せる数少ない相手でした。
「100歳まで生きてよネ」と言うと、「あらそう」とニコニコ笑っていたのに、、、。
60歳を過ぎた私に「かわいいね、いつも(笑)きれいね」なんて褒めてくれるその言葉に、どれだけ勇気や元気をもらえたことか。
仕事で疲れていても、忙しくてへこんでいても、そんな嬉しいひと言をプレゼントしてくれた、私にとっての強い味方の大応援団。
その叔母が、母の待っている天国へ。
私にとってかけがえのない、大好きな人がいなくなってしまいました。
寂しいな、悲しいな。
心に大きな穴が開いてしまったような、お別れの会の寂しい夜でした。
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