最近日帰りで、西の方面に出かけることが増えています。
東京から新幹線に乗れば２時間半から３時間くらいで着いてしまうのに、その場所に降りると空気感や人の動きが変わり、ずいぶん遠くに来てしまったように感じるのです。
エスカレーターの立ち位置から始まり、人の動き、速度など何かが少しずつ違うような気がします。

違った環境でそれぞれお店を作って続けることはなかなか難しいことも多くて、東京では売れているものでも場所が変われば売れないといった痛い経験も山ほどです。
お客様の趣味嗜好や一番受け入れられるものは？ またその地域ならではの匂いや雰囲気は?
と悩みながら、何を作り、どのように見せ、売れる商品は何かと模索します。

机上の論理や勝手な思い込みに縛られているうちは物は売れません。
ましてや、めげていては新しいことなんて何もできません。
だから、ほんの数時間でもお店に立ち、お客様目線を意識しながら、頭をクリーンにして商品を見直し、ディスプレーの変更などごそごそと、、、
するとどうでしょうか、なんとなくどんよりしていたお店や商品が生き生きと輝きだしてくるではありませんか。
そうそう、なんでも丁寧に手をかけながら、みんなで自信をもって育てていくことが大切！

そんなことを思いながらの神戸滞在。
さぁ、明日からお店は、人の流れは、どんな風に変わるでしょうか？ 売れるでしょうか？
楽しみな出張でした。