先週末は東京都議会選挙でしたね。政治のことをあまり書くことはないのですが、今回の都議会選挙の結果は、『この一年近く有権者が感じていたことが鮮明になった』と思ったのは私だけではないのでは？個人的には、都知事になってからの小池百合子さんのファッション、言動、所作は今までの政治家とは異なり、一般有権者の人々の今までの政治、特に都政に対する不信感、不満をかなりわかりやすく身近のものにしてくれていると感じています。

政治でも仕事でも大事なことは「自分の頭で考え自分の言葉で話すこと、決めること、伝えること」だったと改めて感じたシーンも多くありましたよね。自分で考えたこと、決めたこと、その都度彼女の口から発せられる言葉は、人の気持ちに届き、そこから政治への関心を持ち、自分たちも参加したい、と思わせるきっかけを作ったようにも感じます。

彼女の会見、取材、答弁の姿を見ていて、今までの政治家の方と比べて誰かが書いたものを読みながら話し、伝えることがかなり少ないのも、多くの人には魅力的に見え信頼感に繋がる要素の一つなのではないか？と私は感じます。だから、彼女の言葉にはわかりやすさや思いがやどり、人の記憶や心に残ることが多いのではないでしょうか。自分の意見を持ち、自分なりに下した結論、思いを人に伝えることは仕事のシーンでも同じくらい重要です。もちろん、私も気を付けていることの一つです。

自分の言葉で話し、考え、伝えることは仕事をするときの基本の基。いくつになっても、ポジション、立場が変わっても忘れてはいけないことだと、週末つくづく感じた、、夜でした。