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仕事人は悲しい?

今年も残すところ3週間。毎週末のセミナーやコーディネートアドバイス会もやっと終わり、いつもの仕事のペースに戻っています。
しかしいつものことながら、この時期まで来ると少し疲れも溜まり今週は風邪気味に。病院で薬を出していただいて、年末まで頑張って乗り切るぞ、、、なんて自分で自分を励ましています。

日々の忙しさはとてもうれしいことではあるけれど、時々は自分の頭の中を整理したり、考えをまとめる時間を持たないと、私に求められているクリエーションや新しい何か生み出すという仕事ができなくなるような気がして、合間を見つけてほんの少しでもひとりで過ごす時間をつくり、何かを見て感じたり、感情的になったり、逆に無になったりする時間を作ろうと努力しています。

昔は『忙しいという字は心を亡くすと書くのよ』と言われて、そうならないよう心掛けていたこともあったけれど、今のようにバタバタと時間に追われて過ごしていると、喜ぶ、泣く、笑う、ハラハラする、何かを見てハっとする、好きと感じる、嫌いと思う=喜怒哀楽という人として持っている感情が失われていってしまいそうで悲しくなります。
最近、私の周りですごく忙しくしている人を見ていて、『あれ? この人の頭の中は仕事ばっかり?』と思うことがありました。人への思いやりや嬉しい、楽しいといった感情よりも、売上をあげることに精一杯で、全てを仕事につなげようとするような姿が見え、すごく寂しく、悲しく感じました。
本人は『仕事で頑張っているんだから、当たり前のこと』というオーラを放っている、、、。
これは悲しい仕事人では?

私もよくいろいろな人から『忙しいそうね』と言われるけれど、あぁ~もしかして私も自分の心を仕事に占領されていたり、感情を失いつつある仕事人に映っているのでは? と、ふと心配になりました。
もし、そんな風に思われていたとしたなら、すごくイヤだし、そんな仕事の仕方は嫌いだな。
働くことはもちろん大好きだし、私なりに頑張りたいけれど、、、人として心のバランスを保ち、
感じる心を失いたくない。

難しいですね。
今年の残された3週間で、なにか良い答えが見つかりますように、、、。

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