今年は悲しい別れが多いです。
年齢的にいろいろと考えることの多い４０代後半から５０代。
精神的にも肉体的にも、今までとはなんとなく何か違う？
そんな変化を感じて、気になることが増える時期でもありますよね。

忙しい、忙しいとバタバタしている時期を過ぎ、少し周りが見えてきたと同時に、自分のこれからに対する焦りや不安も出てきて、どうしたら楽しいのか、これからも今までと同じように仕事ができるのか、老後どうなるのか、、、と悩みはじめている方をまわりでも多く見かけます。
特に私が身をおいているファッション業界は、かなり厳しいところが多く、先が見えづらい日々が続いていて『これからどうなるのだろう、、、』と悲観的になり、心が折れそうになることも多く、会社を経営していたり、要職についていれば、ますますそんな不安定な未来に落ち込み、悩んでいる人がいます。

そんなふうに悩み、苦しんで、ひとり頑張りすぎてしまった仲間と、立て続けに悲しい別れをしなければなりませんでした。

前回お目にかかった時は元気だったし、いつもと同じようにふるまっていたのに、、、どうして？
彼らは天国に旅立つことを選んでしまったのでしょうか、、、。

楽しく一緒に仕事をしたこと、仕事で旅に出かけたこと、楽しかったこと、忙しくて悲鳴をあげながらもいっしょに乗り越えた日々。
瞼の裏には彼らと過ごした楽しい時間と笑顔が浮かびます。
飲んで、笑って、語り明かした夜もたくさん。
そんな彼らに二度と会えない日が来るなんて、信じることができません。
お互いに歳を重ね、いつかは別れる日が来ることは誰でもが知っているし、覚悟はしているつもりだけれど、あまりにも悲しい、早すぎる旅立ち。
もっと話をしたり、会っていれば、、、と私の中で後悔の気持ちと虚しさ、くやしさが広がります。もう帰ってこない彼らに、私はどうすることもできない。不甲斐なさ、悲しさ、憤り、ショックで心と頭が混乱状態です。

今はただ、心から『安らかに、、、』と祈ることしかできません。