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30年の重み

5月最後の土曜日は、嬉しいお誘いを受けて昔からの知り合いである溝口肇さんの30周年記念コンサートに伺ってきました。
銀座ヤマハホールは音も最高で、気持ちよく聴ける素敵な場所。
ワクワクしながら、久しぶりに溝口君に会えるのも楽しみぃ~と出かけました。

彼の優しい語りから始まったコンサート。
30年前の記念すべき初コンサートでは音も話も緊張マックス(笑)で、客席にいるこちらもハラハラドキドキしながらだったなぁ、、、FM東京のホールで初めて出会い、彼の音楽を聴いた日が懐かしく思い出されます。
深みのある、優しいけれど力強い彼の人柄が音色やメロディに出ているなぁと改めて何度も確認しながら、その音に包まれ満たされて、私のカラダも心もスイング。音を組み合わせることの難しさや楽しさがチェロの弦一本一本から感じられる素晴らしい音楽は、疲れていた日々や追われていた仕事のこともすっかり忘れさせてくれ、まるでショートトリップに出かけたように清々しい気持ちで久しぶりのお休みを満喫できた、、、そんな夜でした。

溝口肇だけが創れる世界観。
音楽家、チェリストとして30年の歳月を経て、日々の過ごし方や生き方一つ一つを積み重ね、強さと広がりを増して奏でられる音楽は、人の心を解放し、幸せにする大きな力を持っていました。
一つのことをずっとずっと長~く続け、やり遂げることって、やっぱり凄いなぁ。

私も頑張らなくちゃ。

溝口君、30周年、心からおめでとうございます!

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