お誕生日を迎え、ついに５０代最後の一年がスタートしました。

この１０年は、自分の会社の創立から始まり、私にとって今までとまた違った意味での戦いの日々でもありました。
会社という組織に守られていたころとは違い、自由ではあるけれど、すべてが自分の責任。
社員を守り会社を存続させなければならないという使命と、お金よりもやりがいをより感じられる仕事に時間を使いたい気持ちとの間で葛藤することもしばしば。

会社員なら、突然仕事がなくなったり、お給料がいただけなくなるなんてことは、そうそうある話ではないし、もしもそんな状況に追い込まれたとしても、考えてまた新しいことに向かって動き出す準備期間もあるだろうけれど、自分の会社となるとそうはいきません。
どんなに頑張って一生懸命やっていたつもりでも、クライアントさんの都合で契約期間終了とともに継続なし、、、ということも。クライアントさんから『お話したいことがあります』という電話やメールをいただいくと、ドキドキ冷や冷やしたものです。最初のころはこんな状況に慣れず落ち込むこともありましたが、段々と経営者としての経験を積むうちに『契約はいつかは解消されるもの。永遠なんてことはまずないのだから』、、、そう自分を納得させ、いつも前向きに（見せてもいた）歩いてきました。
誰にも弱音をはかない、自分で決めたこの環境を楽しまなくてどうするの？
そう自らを元気づけながら、一日一日を大切に正直に過ごしてきました。

そしてこの１０年間、そんな私の横にはいつも頑張り屋の仲間が（社員）いてくれた、だから乗り越えてこられたといろいろな場面で感じています。
以前にもまして、仕事は一人ではできないし、多くの人に支えられて拡がり、力も発揮できることを実感。
スピードの速いこの業界で、オーエンスのような小さな会社に仕事を依頼していただき、お金をいただけることがどれほど幸せなことか？　楽しいことか？
１０周年を迎えた今年、達成感と幸福感を感じつつ、心から感謝の毎日です。

５０代最後の１年は、そんな時期とも重なって、未来のことを強く考え始めています。
さぁ、この一年はどう過ごしましょうか？

５０代最後の新たな挑戦と、夢に向かって、、、