私の周りでは、最近転職する男性が増えています。
彼らの多くは、50代半ばになり、これからの10年間をどのように過ごしたいか?
または何ができるか考えたいという理由が多く、それは役職が上の方であればあるほど『このままで良いのか』、『今までの経験を生かしたい』、『仕事を一層拡げたいし、社会にも貢献したい』、、、これが最後の10年、と発起して自分のやりたいことをやろうと歩き出す人が多いようです。
女性も40代半ばを過ぎると、今のままでよいのか?今後もこの仕事でよいのか?と悩み、その結果とりあえず会社を退職。けれどステップアップする転職話はなかなかなく、再就職すら難しくて会社員をやめるのか続けるかの選択を迫られるような環境になりがちです。
大きな組織にいればいるほどポジションアップは困難で、私の後輩も転職したくても思い通りの条件で新しい職に就くことはかなり厳しいとぼやきます。
男女雇用機会均等法ができて30年以上が過ぎても、やはり女性がそれなりのポジションと報酬を得て、組織を動かすような立場につく人はまだまだ少数。
経験豊富で実力があり、人も育ててあげることのできる女性はたくさんいるのに、まだまだ年齢や性別で判断される今の転職環境は、なんだか変だなと感じるのは私だけでしょうか?
さて、晴れて転職を果たした男性に話を戻すと、50代半ばを過ぎてからの転職組は新しい仕事や人間関係に不安なそぶりは一切なく、組織や業界の未来展望などニコニコと余裕を持って仕事の話をしてくれて、こちらまでうれしい気持ちになります。
きっとここに至るまでにはみんな山あり谷あり、いろいろな人や事に遭遇し、乗り越えてきたから今があり、やる気みなぎる笑顔でいられるのでしょう。
今週はそんなステキな、やる気満々の転職組仲間とのご飯会が続き、なんだか刺激的でハッピーな私。
私ができることがあれば、いつでもなんでも言ってきて! 精一杯応援させてもらいます。
一層楽しく幸せなお仕事人生になりますように。
これからの10年に、幸あれ!
MESSAGE
※ コメントはすぐに反映されません。公開されるまでにお時間をいただきますのでご了承ください。