朝晩の寒さが少しずつ厳しくなり、街路樹も色づいてきましたね。
そんなとき私は、季節を感じたくてミニミニトリップに出掛けます。
それは、車でほんのすこし走ってみたり、いつもは乗らない電車に飛び乗ってみたり、、、そんなことからはじまります。
何も計画しないで行った時ほど、発見することが多くてとても楽しい気持ちになっている自分がいます。
先週の日曜日は、浅草から2時間半、日光東照宮に急に行ってみたくなりました。小学校の修学旅行以来です。
40数年前に降りた駅、歩いた場所、観た風景は当時とはまるで違い、すべてが新鮮で美しく、感慨深いものがありました。
東照宮の歴史、眠り猫、ミザル・キカザル・イワザル、、、あの時と同じものを観ても、心に響く深さや重さは不思議なほど違っていて楽しい時間を過ごすことができました。
『何百年前にはここに徳川家光が座っていた場所なんですよ』と説明を聞きながら、いま同じ場所に自分が座れることが幸せに感じられるのは、歳をとったからでしょうか。それとも海外との仕事を長くしてきて、より日本を知りたい、愛したいという気持ちが強くなったからでしょうか。
歴史を紐解き、時の流れを重ねあわせ、日本人でよかったなぁ、もう一度ここに来てよかったなぁとつくづく感じた今回のミニミニトリップ。
今年の秋は、そんな時間をもっと過ごせたらいいな~。
お休みの朝、その日の気分で出掛けてみたいものです。
日本人で良かったなぁ~と思える瞬間を求めて。
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