50代を目前にして始めたジム通い。
いつまでも自分らしいスタイルを楽しみたいという気持ちが強くなり、最初は頑張って週に2日、トレーナーの方からいただいたメニューに励んでいたものです。
そして"忙しい"を言い訳にしないように、常に前向きに頑張ってきたこの数年(笑)。
若いころのように痩せたいという思いよりも、健康的に見える身体をキープしたいし、自分の着たい服をイメージ通りに着こなしたいという強い思いから、先生についてジョギングを習い、皇居も何週したことやら、、、、。
するとどうでしょう、背中やひざの上、わきのした、、、自分にしかわからない気になる部位が本当に少しずつですが変化してきました。
人には見せるところでもないし、もしかしたらほかの人から見れば、ウエストの細さやヒップの大きさ、体重のほうが気になって、私の満足度は理解してもらえないかもしれないけれど、なりたい自分の好きなスタイルにはこの部位がすごく大事!そう思って気を抜かずにチエックしている日々なのです。
洋服を着るとき、脱ぐとき、買うときも、常に全身を見て自分の汚い嫌いなところを隠したり、女性らしいところを引き出したりしながら、全体のベストバランスを一生懸命に探すし、考えます。
私くらいの年齢になると、ファッションもメイクも決めすぎては気持ち悪いし、好きになれない。
そしてあまりにつくりすぎたりすると逆効果で、年相応のすてきなスタイリングではなくなってしまうし、夢がなくなって全然素敵に見えない。
先日もヘアサロンで年下の女性たちがある雑誌を見ながら、この女の人ツラい!、痛いよねぇ、おばさんぽくて素敵に見えない、気持ち悪う~、なんて言いながらページをめくっていたのを目撃しました。
年齢を重ねることは素敵なことだし、楽しみたい。そう思っているのは私の思い過ごし??
そしてきっとその雑誌に出ていた方も、自分では気づいていなくても写真は嘘をつかず、年齢があらわになってあこがれの対象にもならないし、こんな陰口まで言われてしまうなんて、、、。同性の眼、若い人の意見は厳しいですね。
そういえば、私も雑誌で取材を受けるときなどは、前の日から食事もお酒もいつもより節制し、寝る前にはパックをしたりストレッチしたりと、少しでも素敵に見える最後の努力(笑)をしているなぁ。(誰にも分らないのに、、、)
だって、ファッションのことを語り、着て、見せることって、夢を伝えることですものね。
それができなくなったら、人前に出るのやめるべき、、、。そう思った、恐ろしく現実を感じた瞬間。
いつまで夢を伝える仕事ができるのか、、、これから先も自分とにらめっこしながら頑張りま~す。
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