先日、友人が大好きだというバレエ、Kさんの公演に伺ってきました。
発売するとすぐに完売のそのバレエ公演、、、たまたまある方のご好意で私と友人は席を確保できたのが千秋楽。
公演最終日であるこの日はきっと最高の舞台になるはず、とワクワク、ドキドキしながら会場へ。
日本では常にナンバーワンを走る彼のファンは本当に多く、その美しさ、力強さ、セクシーさは誰も真似をすることができません。
その日の演目である「ラ・バヤデール」は、久しぶりに彼が手がけ、踊る素敵な舞台。
音楽も、ストーリーも私にとっては新鮮で、席に着くと同時に異空間に出発、そんな感じでした。
私が彼と知り合ったのは、今から15年くらい前のお仕事でのこと。
まさにきらきら輝いて世の中の注目の的、そんな時期だったことを思い出しました。
あれから15年以上が過ぎ、いくつかの偶然でお目にかかる機会があるたびに、彼はますますビジネスを広げ、若手の育成も含めて常に第一線を歩き続けている、、、そんな強い印象を受けました。
怪我を乗り越え、久しぶりに拝見する今回の舞台はどんな感じになるのか、もう楽しみでたまりません。
そして、、、2時間。
音楽、踊り、舞台装置、何もかもが素晴らしく、バレエをそれほど知らない私のようなものでもうっとり、彼の考える「ラ・バヤデール」の世界にどっぷり。
奥行きのある舞台、照明、装置どれもが、何ひとつ手を抜かず、すべてに彼の眼、拘りが感じられ、脱帽です。
幕が下りるころには、多く人がスタンディングオベーションで、いつまでたっても拍手が鳴りやみません。
そして、舞台後に彼から聞いた言葉は、『開幕の一分前であろうと納得がいかないものは出さない。やり直し、決してあきらめないこと、、、、今回この舞台は、そんな自分のこだわりや熱い思いを理解してくれる一流の人たちと仕事ができたことで完成し、成功でき、本当に感謝している』でした。
まさに、この気持ちは、私もいつも仕事をするたびに肝に銘じ、周りの人に思い続けていること。
この日は、それをやり遂げる強さを持った彼が、より一層大きく、素晴らしく感じた夜でした。
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