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赤い口紅は、、、時代が止まっているような感じ

ファッション、メイク、ヘアーともに流行は確かに、、、ある、そうみんな思っているけれど。
時代の流れとともに、また繰り返される、そんなこともあるので、私くらいの年齢になると世間の空気に無頓着になり、今のまま、今までの自分で良いと頑固に思い込んでいる人が多くいたりします。

その最たるものが、赤い口紅。
それも、今の赤い口紅ではなく、、昔のままの口紅。
こっくりとその口紅の色は、肌をくすませてなんだか年齢まで、足してしまうようなそんな雰囲気。
私も昔はトレンドの真っ赤な口紅をして大人を気取ってみたり、口紅を引いた時が私の仕事顔、、、なんていきがっていたけれど(笑)。
50代になってからは、撮影やフォーマルの席以外はほとんどナチュラルなカラーが基本です。
そのわけは、何もしなくても素肌がキラキラしていたころは、メイクを少し濃いめにしてもそれはそれでセクシーにみえたり、いつもと違った自分にもなれたけれど、年齢を重ねるといくら手間をかけても昔のような透明感はやはり難しいもの、その上そこに厚塗りのベース、口紅をしてしまうと、ますます年齢と肌の老化が際立ちどうも軽やかにみえない顔になってしまいます。

メイクも、髪型もスタイリングと同じで一度足し算をしてしまうと、なかなか上手に引き算することが怖くて難しいものですが、それができないと昔の人、いきいきと過ごしている元気な大人顔にはなれません。

若いころから美しい人、きれいといわれていた人はより一層この足し算スパイラルに陥りがちですから要注意。

メイクをしないで出かける事や仕事をするのは難しいかもしれませんが、ナチュラルにみえる肌、自分を探してみると、実は若づくり、モリモリのカバーメイクよりもずっと軽やかで素敵にみえるはず。

止まらないメイク、オシャレは今の自分を楽しみながら生きていくことにつながるのですから。

年齢も上手に受け入れてみてはいかがでしょうか、、、

Comments [2]

これでもかこれでもかと足し算の時代ではないですね。引き算の時代、同感です。動脈的(Arteria)発想から、静脈的(Vein)発想へ。すなわち、循環的(Circulation)実践の時代です。あたりまえのことですが、そうしてこなかったのが前世紀。地球温暖化がそれです。

Takaaki様
コメントをありがとうございます。
足していくのはだれでもできるのですが、引くのは本当に勇気が要りますよね。
でも、それができることが大人、今の時代なのかとおもっています。
また、何かありましたらメールくださいね。

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