本を読むことは、自分の頭の中を整理してくれたり、時には悩みを解決してくれるから、私の大事な楽しみの一つ。
特に先週のように長いフライトの時には、いつもよりもじっくりゆっくり機内で本が読めるので、すごーく嬉しい時間が続きます。
そんな中、久しぶりに手に取った作家は、、やはり小池真理子さん。
彼女の持つ独特の文章の流れ。
また読んでいると浮かんでくる情景、人、ファッションがまるで目の前にいる、生きている人のように身近に感じられて、映画のワンシーンにも似たような不思議な感じ。
主人公も、その相手の方も、家族も本の中の人なのに、まるで昔からの友人のように感じ、いつも半分を過ぎたころから、どんどん引き込まれて時には失恋したような悲しい、重い気持ちになってしまったり、ときには、誰かを好きな時のわくわくドキドキが自分のことのように感じられて、幸せでルンルンになったり。
本当にいつもすごい勢いで読み続けてしまいます。
主人公の年が自分に近かったり、もしくはなんとなく職業や、生活のスタイル、住んでいるところが近かったりするとますますのめりこみ、読み終わる頃には一つの恋が、愛が、終わってしまったようになっている自分がいたりして、いつも驚かされます。
恋愛小説を書くという行為はすごく難しいし、きっとたくさんの経験をしないと書けないんだろうな?とか。
逆に経験しない方が書けるのかな?とか。
読むたびに、彼女の魅力にどんどん魅かれ、興味がわいている自分もいたりして。
いつか、お目にかかれる日があったら、いろいろ聞いてみたい、お話してみたい、、、なんて。
やはり本の力はすごい。
また何か新しいことを教えてもらった、一冊、作家が小池真理子さんでした。
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