年を重ねると嬉しい事、楽しい事の一つが、出会った人の多さ、お付き合いの深さと感じます。
この間も久しぶりに友人とこれもまた久しぶりに六本木の路地裏にある美味しい和食やさんをたずねたところ、六本木でスタートして四十年という文字をお店のなかで発見?えーっと言うことは、私がこのお店に出会い通い始めたのは?何と三十一年前?二十代半ば、仕事を真面目に(笑)始めたころ。
初代の今の板前さんのお父さんが生きていらした頃?大人の人達に混ざってカウンターで食事をしたい、似合う人になりたいとあししげく通ったあのころ。あれから多くの友人や仕事の仲間とおいしくて楽しい時間を共有したこの場所は、いつ行っても心地よい親戚の家のような、そんな距離感。何十年も変わらぬメニューと味。
そして十代のころからお店を大将であるお父さんを手伝い続けた彼らも今や立派なオーナーシェフ。
笑顔も味も立派に受け継いで、私のように三十年以上通い続けている人に幸せを届けてくれています。
美味しいもの、そして一緒に重ねた時間は何よりものごちそう。
今宵はそんなあたたかい気持ちに包まれて、本当にごちそう様でした。そして五十年、百年目指してお店、美味しいものつくりを続けてくださいね。そんな素敵なお店に、か、ん、ぱ、い。
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Comments [2]
ご店主の伝統味を誠実に伝えていかれる姿勢には
心を打たれます。
一期一会の想いをみどりさんは心ゆくまで
堪能されたことでしょう。
ひたむきに年輪を刻み積み重ねられた
円熟味や雰囲気が醸し出されていて
素敵ですね。
みどりさんが刻んでこられた美しい年輪も
これまでのご活躍を通じ豊かな経験値を
物語っておられることと存じます。
みどりさんのお写真の可憐な笑顔で、只今想いは
冬来たりなば春遠からじ・・の心境です。
冬将軍の居座りもそろそろ終わりを告げることでしょう。
Elmo様
いつも素敵なメール、、、ご丁寧なお言葉、恐縮です。
おいしいものは人を幸せにする、そして心のこもったものは人を笑顔にする。
そんな気持ちでこの日は帰りました。
そしてElmo様同様、早く春が来ることを楽しみにしている、私です。
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