先週、書店に本が並び、皆さんから嬉しいメールをいただき本当にありがとうございます。
活字離れといわれている時代と呼ばれるようになってから、本はもう売れないのではないか?と心配する声も多くありましたが、私も含めてやはり活字の持つ力、説得力、伝える力は劣っていないと感じている今日この頃です。
昔から手紙を書くこと、本を読むことが好きだったこともあり、そこで学んだこと、気づかされたことは、学校で教えてもらうこととは全く違い、大人になった今すごく役だっているように感じます。
多くの作家の方が、やはりたくさんの本を読むことが好き、、とよくインタビューなどで話しているのもなんだか納得です。
一つのことを伝えるのにも、日本語には多くのニュアンスがあり、私のように右の脳(笑)で書いていると特にそう・・・
その方とお目にかかり、目と目を合わせた場でははっきり言い切ってしまえることも、活字にするときには状況、その時の雰囲気も含めて伝えたいし、イメージしてほしいのでかなり言葉を、文字を選びます。
そして、その時に知らず知らずのうちに使っている言葉、文字が子供のころから読み親しんだ本の中で教えてもらった言葉、活字だったりすることが、本当に多いこと。
学校の教科書とは違う、生きた、思いのある言葉。
自分が気になった文字、その時心につながった、響いた活字、、だったと、こうして本を書き始めるといつも感じます。
また、あまり自分の弱音や悩みを人を話すのが苦手な私には、本は唯一の悩み解消方法。
自分のその時の悩み、考え、環境に近い内容の本を探し、時にはその主人公に自分を重ねたり、そうかそんな結末か?なんて事実と小説の違いを確認しながら自分の心に絡んだ糸を解きほっとして、、またいつもの自分に戻ったりと、、、そんなことを何回繰り返したことか。
そこまで私の書いた本の内容は重くはないとは思いますが、少しでも、私が日々感じ、皆さんに伝えたかったこと、思い、夢、方法が伝わると嬉しいな~
そして、この一冊一冊を書くという行為は私にも勇気や前を向いて生きていく力になっていて、いつも自分らしく楽しく仕事したり生きていけているんだと、とても幸せに感じています。
これも、今回も本を買ったくださった皆さんのおかげです。
ありがとうございました。
そして、メールをお送りくださった皆さんにも心から感謝です。
MESSAGE
Comments [2]
みどりさんがつずられる文章の数々に
琴線に触れる想いです。
これまでの読書量とお手紙をしたためられる機会を
多く持たれている経験値が、みどりさんの磨かれた
文才の礎になっているものと察します。
拝読し、みどりさんの想像力や自己表現を支える文字の力に
改めて感服した次第です。
追伸
活字離れが著しい私に心暖まる『喝!』を入れていただき
心より感謝申し上げます。。(汗)
Elmo様
いつも励ましていただき、本当にありがとうございます。
ご丁寧なメールに、私の方が学ばせていただいております。
人の心に響く文字、お目にかかったことのない方でもこうしてつながることのできる活字は、、、やはり大切にしたいものですね。
では、またメールを通じてお話できますことを楽しみにしています。
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