この人なんでこんなに強いんだろうと、、、思う人がいる。
彼から、がんという言葉を聞いたのがちょうど今から一年半くらい前、、
彼は私の撮影やイベントの時にチームMIDORI(笑)とみんなで名づけていつも楽しく仕事をしていたメンバーの一人。
現場では、楽しいおやじギャグを連発し、その場を和ませてくれたり、手抜きの私をきれいに人並みに見えるようにメークしてくれたり、ヘヤーを作ってくれたりと彼の存在は私にとっては本当に偉大で、、、、いないと困る・・・そんな一人。
緊張感のあるクライアントや内容の撮影やイベントの時でも、いつもにこやかにみんなをまとめてくれたり応援してくれたりとチームのキャプテンのような存在で、いろいろな場面で何度も助けてもらっています。
そんな彼が、がんと告知され、入院して手術したり、抗がん剤治療に励んでいる姿は、本当に強くたくましく、また時には神々しくも感じます。
昨日も、お見舞いに病院にうかがうと、本当に手術したの?と聞きたいくらいに元気でいつもと変わらない様子。
いくら医学が進歩し、昔よりもなんでも楽になったとはいっても、、、この笑顔といつもと変わらぬ人に対する気遣いはどこから出てくるのでしょう?。
くよくよ考えているよりも、これからの一日一日を大切に生きていくしかないでしょう。なんて、彼は全然普通のことのように話すけれど、、、、本当に彼の精神力と前向きに生きていこうという姿勢には頭が下がります。
病院に入院したことも、大きな病気もしたことのない私には、彼のこの言葉の本当の意味、重みは何十分の一?くらいしか理解できていないかもしれないけれど。
友人として、仕事を一緒にしてきた仲間として彼には一日でも早く元気になってほしいし、このがんとの戦いからできれば解放されて、できるだけ普通の暮らしに戻り、ストレスのない日々を過ごしてほしいと祈るばかり。
あきらめない=悔いのない生き方、、、、仕事も、人生も。
私も、頭では理解しているけれど彼のような状況になったらそう思えるかな?なんて。
自分に問いただしてみたけれど、答えはみつかりません。
でも、言えることはそんな状況の彼に会うたびに元気と勇気、悔いのない生き方、日々を過ごそうと教えてもらっているのは、私のほう。
健康であること、普通に仕事ができることがどれほど素敵なことか、忘れかけていた自分の日常と幸せの意味を感じたお見舞いの帰り道。
早く元気になって、、また仕事を手伝ってくださいね。
そして、私にできることは彼と一緒に、きれいでおしゃれなページを作ること、、、、近いうちにまたよろしくお願いします。
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