海外に仕事で出かける度に世界中が一つの言語であればどんなに便利で楽か?と感じることがよくあります。
若い頃は、そんな中ほんとに話せないことに多くのストレスを感じ、胃が痛くなったり頭が痛くなったり、、、、そんなことがよくありました。
でも何十年も仕事で、海外の人たちと関わっていると、この言葉の壁はその商品に対する思いや大きな夢でお互いに乗り越えられることに気が付きます。
たとえば新しいブランドを日本にブランディングするには、その作り手の思い、愛、夢を一緒に理解することが一番大切だと感じるシーンがいかに多かったことか?
大切に一つ一つのものを、本当に大事そうに手に取り話してくれるその姿、、、、
また袖を通した時のその笑顔、みんなに着せては嬉しそうに話すそのまなざし。
それは、言葉を超え私の心に届く一番の夢とメッセージ。
なんだか私まで嬉しくなり、できる限りのことをしたい
実現しなくてはと強く望むから不思議です。
そして、そんな思いがつながると仕事も、言葉も越えて何もかもが自然にスムーズに動き出し、その仕事やブランドに対するムーブメントや手ごたえを感じます。
数日を一緒にすごし、語り、意見の交換、情報のやり取りが、いつしか今後の方向性や、新しい第一歩になり、帰るころには、お互いに信頼し仲間、同志となるのに、かたことの言葉で十分。
心の糸と思いがつながれば、、、、もう怖いものなし。
一所懸命そのブランドを何とかしたい、大切にしたい、そんな気持ちがあれば、言葉の壁なんてなんのその。
今回のイタリアもそんな素敵な出会いと、仕事に感謝でした。
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