先週のお休みに叔母の家に久しぶりに遊びに行って来ました。
90歳を過ぎて、夫婦そろっていつも一緒は、見ているだけでなんだか幸せな気持ちになってきます。
どちらかが、具合が悪かったり、出かけていなかったり、その時々でいろいろあるようですが、常に二人でテレビを観たり、食事をしたり、出かけたりと手と手を取り合っての毎日は本当にほほえましい限りです。
二人でいるから、家の事も、お料理を作る事や、お買いものも誰かのために、誰かが必要としてくれているからと、、、やりがい、生きがいになっているのでしょう。
どちらかが、何か話せば何でも知っているし、誰のことを話しているかもすぐわかる、そのあうんの呼吸が本当に素晴らしくて、年を一緒に重ねてきた重みをいろいろなところで感じます。
子供の事、孫の事、親戚、親、兄弟、もういなくなってしまっている人も周りにはたくさんいるけれど、、きっと二人だから乗り越えられてきたのでしょう。
仕事にあけくれている毎日が多い私の生活、夫婦として、家族として本当に繋がっているのでしょうか?
90歳になるまでとは言いませんが、、二人でいろいろな事をのり越え、話し、苦しい時も、楽しい時も過ごしていけるでしょうか?
どれをとっても、到底かなうはずがありません。
それでも、時々二人でけんかしたり、わがまま言ったり、そんな日常がごく当り前だけれどすごく幸せな事なんだと、心の底から感じた一日。
震災があってから、本当の幸せとは、家族とは、人と人との付き合い方や接し方は???と私も含めて皆の意識も、心構えも、求めるものを変わったけれど。
好きな人と90歳まで一緒に暮らせるなんて、なんて素敵な事でしょう。
帰るときに、こんな年まで二人で生きているという事は、なんかまだやらなくていけないことがあるのかもしれないね。
神様にそう言われているような、そんな気がするのよ。なんておばちゃんは言っていたけれど。
それは、たぶん両親がもういない私の応援団として、神様が二人を生かしてくれているんだ、、、とそう強く感じた時間。
幼いころの話、今している仕事のことをいつも、がんばっているよね、応援しているのよ、嬉しいわ、、、、なんて言ってくれるその一言でどれだけ元気をもらえたり、力があふれることか。
最近は、どこに行っても一番年上、しっかりしなくてはならない立ち場の私には、嬉しい心の支え、甘えられる場所。
いつまでも長生きして下さい、二人の姪でいる事が、本当に嬉しいそんな私ですので。
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