最近、絵本を難民キャンプの子供たちにお送りするというチャリティ―キャンペーンに誓いの原稿を書かせていただくお仕事をお手伝いさせていただきました。
絵本、私にとって子供の頃いつも母と楽しんだ大切な時間。
日本昔話を始め、デェズ二―、そして世界各国に楽しいお話は私の想像力の原点。
自分で字が読めるようになるまでの、母と二人だけの幸せな時間でもありました。
そして、自分で字が読めるようになって、母に読んでもらった本を今度は自分で何度も読み返しては、引き込まれていった思い出。
また高校生になった頃には、北海道在住の絵本作家の方の本に出会い、文通までしながら、いつかは自分も夢を与える絵本作家になりたい、、、なんて夢を持ったことも思い出されてきました。
今のように、インターネット、テレビ、PC、映像や画像が自分の周りにふんだんになかった時代に生きた私にとっては、文字、活字、絵、が自分にだけ語りかけてくるようで、本当にわくわくしながら過ごした時代。
だから、もしかしたら今だにアナログ的な方がぬくもりや、優しさを強く感じてしまうのかもしれませんね。
そして、母の優しい声。
まるで、本の中から抜け出してきたように、私に多くを語りかけてくれました。
何でそうなの?
誰が犯人?
どうして、そこに行ったの?
誰が魔法をかけたの?と、私のナゼナゼ攻撃にも一つ一つ、紐解くように話してくれた優しさ、心の広さは、いくつになっても勝てない、親の愛情・・・。
子供のいない私には、母から教わった、そんな優しい語り方、絵本を読むことはできませんが、今回のチャリティーへの参加が少しでも子供たちの心を優しく温かくすることができたら、幸せです。
そんな思いで、今日は本屋さんで素敵な絵本探し。
今週末はゆっくり絵本でも読みながら、過ごしたいなーんて。
みなさんも、たまにはいかがですか?
『風の星』
新宮 晋(著)Ann B.Cary(原著)
Comments [3]
高橋みどり様
いつも楽しく拝見しております。
コーディネートも男性の私でも参考になるものばかりです!
「1つ1つはシンプルで目立たないけど、カッコいい。」そんなスタイリングに憧れています。
さて、唐突ではありますが、みどり様にお伺いしたいことが2つございまして、メールをさせて頂きました。
①在籍していた会社を退職して、自分の会社を立ち上げるということについて、不安はなかったのでしょうか。
②もし不安があったのでしたら、どのような方法でその不安を克服されたのでしょうか。
勝手にメールをお送りし、大変恐縮ではありますが、もし差支えないようでしたら、お教え頂ければと思っております。
takashi様
メールをありがとうございました。また、いつも参考にして下さっているようで、嬉しいです。
ところで、ご質問ですが、正直言って最初は本当に一人ではじめましたのでのんびりやれれば良いと思っていましたので、あまり深く考えずにスタートしました。逆に忙しくなってから、人を雇い会社になって行った時、、きちんとした仕事、、お給料も含めて払えるようにならなければならないと思い、緊張感と前向きな思い、モチベーションの維持に気をつけています。
もちろん、いつも安定している時ばかりではない、小さな会社ですが、正直に、自分らしさを失くさずにがんばっている感じでしょうか?
不安がないといったらウソになりますが、今は、毎日一つひとつ一つの仕事を大切に進めていっています。答えになっているでしょうか?
また、いつでもメール下さい。
MIDORI様
ご返答頂きまして、ありがとうございます。
人生の諸先輩方のインタビュー記事などを拝見しますと、「30代半ばに1度ターニングポイントが来る」といったコメントをされている方が多く、私自身も「今がターニングポイントなのかなぁ」などと思っております。
いつも輝いていらっしゃるMIDORIさんのように、年を追うごとに輝いていけるようなそんな素敵な大人になれるよう日々精進していきます!
ありがとうございました!
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