今年の3月はいつもよりも、寒くて厳しい日が続いていました。
それは、11日に起きた震災が余計にそう感じさせるのかもしれません。
あの日以来、ベッドの横には常に非常用の飲み物、少しだけですがグッズ、お風呂にも水をためておくなど備えあれば、、、、と慎重になっている自分がいます。
特に最初の一週間は、パジャで寝るのも不安で珍しくスエットを着ていつでも動けるように、なんて本当に緊張し地震速報、エリアメールにドキドキしていたものでした。
テレビ、新聞、日に日に変わる状況も恐ろしくなんだか常に緊張している日々が続きました。
そんな日々を過ごしていたら、今週、やっと春の陽ざしと太陽が街に顔を出し、さっきも打ち合わせの帰り道、桜の花がいっきに咲き始めているのがみられました。
あの日以来、街も心も暗くてなんだかさみしい感じの日が多かったのに。
この桜のつぼみ、小さく咲きはじめた花を見つけたとたん、忘れかけていた春がついそこまで来ている事を肌で、心で感じることができました。
春よ来い、早く来い、、、、今年ほど心からそう思った事はありません。
そして、自然の力の恐ろしさと同時に、強さ、温かさを感じた、そんな瞬間。
太陽の日を浴びると、心の中で冷たく固まっていたものが溶けて行くように感じ、その心の雪解けは人に元気や勇気を与えてくれるはずですし。
咲き始めた花や、木々の新芽は、新しい時代を予感させてくれます。
こんな時こそ笑顔と勇気、前を向いて生きていかなくちゃ。
そんな風に自然の力が私達の背中を押してくれる、、、、そんな一日。
春よ来い、早く来い、、、
誰もが待ち望んでいる、明るい季節がもうすぐそこに。
そう思い、待ち望んでいるのは、私だけではないはず。
春よ来い、早く来い、、、
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