久しぶりに年齢の近い仕事仲間の人達とご飯をする機会が続きました。
同じようにこの業界で30年以上、仕事をし続けている仲間とは、歯に衣を着せずなんでも言い合えるし、厳しい意見のやりとりが私にとってはいつにもまして楽しい時間です。
この30年、皆、それ相応の仕事をやり遂げ、今でも続けているその姿はお互いに励まされること、気がつかされることが本当に多いものです。
しかし、この月日の流れは一人一人に多かれ少なかれ、試練や勇気、時には決断、別れと予想もしないような出来事が起こり、今だから言えるけれど死にそうだったよあの頃は、、、そんな話も飛び交います。
夢を追いかけ、寝る時間を惜しんで働き続けていた時期。
海外に一人で出向いては、打ちのめされたり悩んだ頃。
思いもよらない大きな仕事、会社、人との出会いで有頂天になり、自分を見失ってしまった苦い経験。
人の人生は本当に何が起こるか分からない、だから楽しいという人もいれば、だから大変だよと受け答える人もいる。
そして、その一言一言、どれもが真実、、、に思えた重みのある言葉。
30年前に出会った時の10年後と、これからの10年後は全然違うよ、、もっとちゃんと考えて生きなきゃ、と、話せば。
確かに年を重ねてからは寂しい思いしたくないものね。なんて。
ずいぶん以前とは、話の内容も、感じる事も変わってきたなーー。
でも、美味しい物を食べて、好きなワインやシャンパンを飲みながらこんな風に、皆で語れる日、叱咤激励しある仲間がいるのは、なんて幸せなんでしょうか?
そして、みんなも自分の歩んできた人生と、経験、紆余曲折、時には波乱万丈の日々が、とても愛おしく素敵に思えたのは、わたしだけではなかったはず。
寒空の深夜、手を振りながら別れた、皆の笑顔がそれを物語っていた、、、、そんな時間でした。
そして、この夜の会話の内容、・・・若い人達にも聞かせてあげたかったなーと感じたのは、わたしだけだったでしょうか?
素敵な会話は一利あり、、、、大人な仲間に感謝でした。
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