今日は凄く嬉しい日になりました。
思い起こせば10年前、私はエストネーションをスタートすることにすべての時間を費やしていた、そんな毎日を過ごしていました。
新しいブランド、デザイナー、メーカー、アーティストを求めて世界中をくまなく、動き、探し回っていました。
あるときは人の紹介、またある場所では行き当たりばったり、そして時には雑誌のページを握りしめて。
本当に草の根をかぎ分けながらすすんでいた、、、そんな毎日でした。
そんなある日、もともとの私の最初のこだわりでもあったギフトが買えるお店にしたい。
という強い思いを持って青山あたりを歩いていた時、小さな可愛いお花屋さんにめぐり合いました。
小さな間口のそのお店、でもなんだか可愛くて、温かくて、働いている人がやさしく感じられて。
突然その門をたたいた、その日。
そのお店の社長から素敵なデンマーク生まれの男の子???を紹介されました。
お花が好きで、ここで働いているという彼の笑顔はとても魅力的で、私のなかで何かが動きました。
彼となら、何か一緒にできるかも、新しいギフトの提案ができるかも?そんな風に感じた10年前。
とりあえず、私にオープンまでの半年間、いろいろなテーマでアレンジメント、花束を届けてもらい一緒に模索したエストネーションらしい花屋さん作り。
今でも昨日のことのようです。
そんな私たちのわがままを真摯に受け止め歩き出したあの日。
そして彼はどんどん成長し、努力し、やがては一人で自分の世界を求め、突きつめ、やり遂げた、この5年。
それが今日、素敵な学校、お店となり、夢のスタイルが完成しました。
そのオープニング、懐かしい顔と昔話をするたびになんだか胸が熱くなります。
嬉しい今日、この日、そしてありがとう、ずっと頑張ってくれて。
あれから10年、いろいろなこともありましたが、あっという間でしたね。
でも、彼の異国の地での努力は、私の想像を超えていることでしょう。
そう思えば思うほど、幸せな夜でした。
本当に本当におめでとう。
これからも、ずーっと。陰ながら応援しています。
そして、これからの10年後もお互いに頑張りましょうね。
○○ライ君。
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