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アモーレイタリア  vol .1

日本から15時間、長旅にもかかわらず、どうしても行きたい気持ちが抑えられずに出かけた今回の旅のメインは、ポンペイ遺跡をこの目で見ること、歩くこと。
横浜の美術館でみて以来、どうしても忘れられない数多くのシーン、、、あの日あのとき、2000年前に戻れるのならば(そんな錯覚でも感じられるのならば)どんなにか嬉しいことか???そう思い出かけて行きました。
地図とタイムテーブルを手に、一人電車に揺られてガタガタいやおうなしに心がときめきます。
そしてついに記念すべきその瞬間の第一歩は忘れることが出来ません。
実際に見てみるとそこは今でも生きているかのごとく、私の目に前に君臨し私がまるで2000年前に、あのドループのついたドレスに身を包んで歩いていたようなそんな錯覚までしてくるから不思議です。
79年の8月ボスビオ火山が噴火し一瞬にして全てを飲み込んでしまったあの日あのときがまるで走馬灯のように私の頭に浮かびます。(どうしても頭の中が妄想でいっぱいでーす)
その最後の日、誰かと私は美味しいワインを飲みながら、話しこんでいたのでは?もしくはローマ人の大好きな大浴場でのんびりしていたかも?なんてその時代の中に生きづいている自分がみえ隠れ。
そして何よりも、なんだか古代イタリア人になりきっている自分に笑えます。
でも、なんでこんな時代にもポンペイの人たちはこんなにも楽しい豊かな暮らしが出来たのか?また、快楽と美しい物に囲まれた時間を求めたのか?本当に驚きでいっぱいです。
そして、ポンペイは何時間歩いてもあきない、みつくせない、そんな魂がくすぶられるとくべつな場所。夢が叶ってあの日と同じ空気、を感じられただけでも本当に幸せな一日でした。
最後の瞬間、、、あなたはどこで誰と、、、私のこの答え探しが今回の旅の始まりでもありました。
皆さんのこたえは、、、

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