今年も恒例のミラノコレクションに出かけていました。
世の中的には、暑い日が続いていて、今年のコートや秋のお買い物計画もまだまだなんて方も多いと思いますが。でも、ミラノはすでにもう来年の春夏が始まっていました。
来年は何だか綺麗な色、タイトなシルエット、とやさしくてシックな感じ?が新鮮でした。軽くてシャープなもの、それでいてエレガントなもの。と見れば見るファッションについてどんどんわがままで貪欲になっている自分がいます。スタイルや生き方、そしてお洒落については国籍も年齢もすべてが関係ないと感じるこの数年。いつのまにかなりたい自分も、多種多様?だからでしょうか、なかなか欲しい物が見つからない日も続きます。若い頃はあんなにブランドも、ほしい物、着たいものもたくさんあったのに、何だか残念です。でも、コレクションを見るときだけは、やはり少しうきうき。そうね、あの感じ、来年は来るかもね?あの色ね?今の気分かも?懐かしいかも?なんて一人で評論家きどりです。
でも、以前にも書いたように美しいものは人を楽しくしてくれる、勇気や元気、楽しみを与えてくれるのは本当です。私がいつも元気なのは、たぶんこの年に二回のミラノコレクションを見ているおかげかも?なんて思ったりしています。
いつまでこの仕事を続けられるか分かりませんが。来年の春には0000を着てみようかなーなんて気の早い、楽しい気分です。そして一生懸命デザインし、洋服を作っている人のパワーをコレクションを通じてもらったからかもしれません。
来年も、素敵にお洒落を楽しみたいなーとこのコラムを書いている私です。
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