子供のいない私にとっては友人のお子さんから学ぶことは楽しみの一つです。
先日も夏休みということもあり女の子二人が海水浴とBBQ の目的に遊びに来てくれました。
何ヶ月ぶりかで会う彼女たちの成長の早さや元気さは本当に楽しいものがあり、見ているだけでわくわくしてきます。
そして、泣いたり、笑ったり、騒いだり、怒ったりと、自分の感情を自然に現す人間本来のあるべき姿にとても感動したものでした。
大人になると知らぬ間に自分の感じたこと、喜怒哀楽を隠してしまい、そのために疲れたり、自分らしくないという不満を感じたり、人間らしくありたいともがいたり、何だか無駄な悲しい時間を過ごしてしまいます。
子供の頃は、あんなに自分の言葉で自分の考えを伝えたり、言っていたりしていたのにいつの間にか、、、、
そして、素直に謝ること、好きということ、一緒にいたという気持ちも隠そうとししまっている大人?な自分。
この日の彼女たちの言動や、行動はそんな大人になってしまっていた自分には大きな衝撃でした。
大声で笑う、怒る、泣く、伝えることの重大さをしみじみ感じたりして。
そして、なんと楽しい、正直な時間だったことか。
この日は、心からそんな二人のかわいい友人に感謝した私でした。
子供から学ぶこと、気づかされることの大きさをしみじみ感じながら。
Comment [1]
今回、海水浴とBBQに来た二人の女の子は、周りの大人に『いいか、人生ってえのはな・・・』と教えを説いたわけではありません。でも、大人は二人から学んでいるわけですね。
私自身について振り返れば、父から多くのことを学びましたが、一番の教えは、私が学生の頃、日曜日の夕方、外出からの帰り道で、偶然に見た父の後姿です。ランニングシャツで坂道を歩いて銭湯に行く後姿は、幼いころに遊んでくれた父のそれよりも思いのほか小さかったものです。そこに全てがあります。
人は、教えようとメッセージを発する時よりも、その人の生き方自体に、案外大きな教えを託しているようです。
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