長生きして嬉しいこと。
こんなことを書くと、もうおばあさんみたいと思われたり、笑われてしまいそうですが。
人生には嬉しいこと、悲しいこと、つらいこと、楽しい事などいろいろとあると思いますが、この数年でなんとも言えず、「そうなんだ、年月とはこんな風に素敵なプレゼントをくれるんだ。」と思ったことがありました。
それは、永――い間友人でいてくれる人が、私の周りに何人かいてくれること。
知り合ったのはいつだっけ?あれは確か20代の後半だったから、もうかれこれ25年は経ったかもね。本当にあのころはいろいろなことがあったよね。お金はなかったけれど、時間も元気もありあまっていたから、よく遊んだよね、よく話したよね。
なんて、まるでいとこのような、兄弟のような楽しい会話が弾みます。
そして、お互いに一生懸命生きてきたこの何十年かを振り返ります。
まるで昨日のことのように、一緒に会社で泣いたこと、愚痴ったこと、上司と戦ったことなども、何だか楽しい思い出です。
会社も今ではぜんぜん違うところなのに、何故か、懐かしくて心が温かくなるから不思議です。
あと、何10回こんな時間を一緒に過ごせるのでしょうか?
あと、何年こんな風にお互い元気で輝いて(?)いられるのでしょうか?
あの25年前には今のような関係、自分になっているなんて想像もしていなかったけれど、お互いがそれぞれの場所で自分を大切にまた見つめながら生きてきたからあるこんな関係。姿。
ここまでくれば、変な夫婦よりも仲良しかも?なんて、なんだか胸を張りたい気分です。
男の友達、女の友達、問わずわがままでマイペースな私に永―い間付き合ってくれて本当にありがとう。
でも、これからはもっと楽しいことをしたり、一緒にいられるようになりましょう。
そのためにこうして、毎日一生懸命働いているんですから、ね。
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