仕事柄、多くのクリエイティブの方とご一緒する機会がよくあります。雑誌の仕事、カタログ、インタビュー、新聞、ラジオ、、、たくさんの方に囲まれて仕事することがよくあります。
そしてもちろん、その仕事をするときのキャスティングは、そのご一緒する方の性格、作品をじっくり見て決めるようにしています。
以前は売れている人、今、旬な人、何でも上手な人、なんて思っていろいろな方といっぱい仕事をして見たのですが。
最近はかわいい写真が撮れる方は、モデルがどうであれ、その写真、イラストを書く人、その人自身がかわいい人?だということに気がつきました。
シャープな写真や絵を書く人はその人自身の中身がそういう人だし、、etcこの何年かいろいろな場面、仕事場で感じたことです。
この間も、ある美術館で100歳を迎える女性の作家の方の展覧会を偶然、見に行くことがありました。
その彼女の描く人たちの、着物の、背景のかわいいこと、暖かいこと、そして最後に彼女の写真を出口で見たとき、その答えが分かりました。
彼女自身がかわいいのだと。
そして、そういえば、あのカメラマンの方の写真がいつもかわいいのは、彼がかわいい人だから、彼の撮影する女の人がいつも美しいのは、彼がそういう人が好きだから、そんなことをつくづく思い出したのでした。
年齢を重ねるたびにいい顔になっていくひと、素敵になるひと、美しい気持ちが顔に、仕事に、人との接し方に表れます。
そして、それは私の永遠の人としてのテーマでもあります。
いつまでも、かわいい?暖かい心の人でありたい、美術館の帰り道そんなこと思いながら、帰ったお休みに日の午後でした。
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